ガスの摩周湖

2月 28th, 2007

1931年の調査で透明度が41.6メートルで、世界最高を記録した北海道の摩周湖。
ところが、透明度は年々低下し、2004年に北見工業大学が行った現地調査では19.0メートルまで減少した。
更に、空中の大気汚染物質は阿寒温泉の弟子屈町市街の2倍以上の素酸化物、SPMが観測されているのだそうで、交通量が増加する時期は、展望台までガスが漂ってくるのだそうです。。
道路周辺のシラカバも枯れ始めているそうで、夜間はほとんど汚染物質が観測されないことから、やはり排気ガスが原因だそうです。
美しい日本は、汚れています。

インフルエンザ

2月 27th, 2007

暖冬といわれる今年。東京は雪が降らずに冬が過ぎ去りそうですが・・・
来なくてもいいインフルエンザの流行は・・・来てしまったようです。
例年より二カ月ほど遅れて、道内でインフルエンザが流行の兆しをみせ始めています。
過去二十年を見ても、インフルエンザの流行がなかった年はなかったそうです。
このように、流行が遅かった年は、かえって急激に広がる危険性があるそうです。
タミフルによる被害も、たぶんひろがっているようだし。
子供がインフルエンザにかかったら、治るまで手でもつないでいないと!ですね。
気をつけましょう!

なんだか・・・気にいらないMACのCM

2月 26th, 2007

別にNACを否定しているわけでもありません。
特性があって、いい機械だとも思います。
でも、昔から、MACユーザーは特権意識でも持ってるの?というような空気には違和感がありました。
特に、画像、映像、音を扱う人からは「なんでMACじゃないの?」という自信は何所から来るんだろう?と思えるほどでした。
で、このごろ流れるNACのCM
i-Podの人気でゆるぎない自信を持ったのでしょうか?
Winユーザーを小ばかにしていると思うのは私だけじゃないと思います。
お互い競い合い技術を進めていけばいいじゃないですか。特性で個性を現せばいいじゃないですか。認め合い双方が利点を共有しあい進めればいいじゃないですか!
なぜ、自分以外は否定するのでしょう?自分が優位だと決め付けるのでしょうか?
そんなスタンスが好きではありません。
確かに、性能はいいでしょう。
すこしは画像を扱う私はMACでなくて苦労した仕事も今までありました。
でも、機械は認めても、スタンスを認めたくない私は、きっとこれからもMACユーザーにはならないと思います。

何所まで続くんでしょうね?

2月 23rd, 2007

懲りない政治家について書きましたが・・・
それでも。これでも言うか?って。
やっぱり政治家って理解を超えていますね。
「柳沢厚生労働相の「産む機械」発言に関連し、自民党の高知市議が「福島さんは、機械のさびきった、子どもの産めないおばさん連中を引き連れて『大臣辞めろ』と言っている」と述べた」
ですってさ!(笑)
勿論これは格好の餌食でしょう。
いや、まてよ!
あえて、柳沢厚生労働相の批判の矛先を変えた?
それとも、そうでもして注目を集めたかった?
いや・・・政治は、普通の人にやってもらいたいものです。

格差社会」を裏付ける就学援助の急増

2月 22nd, 2007

道民のおよそ3分の1が集中する札幌市。
経済的理由によって就学が困難な児童、生徒の保護者に対し、市町村が必要な援助を与える扶助制度「就学援助」の給付が6人に1人という状態なのだそうです。
認定率はわずか10年間で2倍以上に増えた。
認定を受けるための審査基準は、その年度によって多少の変動こそあるが、基本的には世帯の年収が生活保護の認定を満たす限度額の約1.1倍以下であるということ。
05年度は4人世帯の場合、自宅や自家用車を持っておらず、給与が371万5,000円以下の世帯がそれに該当した。自営業などは、242万9,000円以下だったそうです。
決して豊かではないけど、このくらい普通に居そうだ。って、我が家が貧乏か?って(笑)
北海道は、まだまだ景気の浮揚感を実感出来ない。

生涯賃金格差

2月 21st, 2007

フリーターと正社員の現役時代の賃金格差のデーターです。
2004年のデーター(独立行政法人労働政策研究)ですが、
標準的な正社員の生涯賃金は、(本当にこんなに高いのか・・・はぁぁぁ・・・笑)
男性 = 高卒2.7億円、高専・短大卒2.8億円、大卒3億円
女性 = 高卒2億円、高専・短大卒2.3億円、大卒2.7億円
ところが、フリーターだと、年齢に関係なく横ばいであることが多い。
仮に毎月15万円で働き、年収で180万円程度で38年働いたとすれば、生涯賃金は約6840万円。
大卒男子であれば、その差額は2億3160万円。ショッキングな数字です。
健全な労働環境を作ることが経済も少子化も解決するかも?と思ってしまう。

どこの話題でしょうか?

2月 20th, 2007

ここ1,2日で方々で言い尽くされているとは思うのですが・・・
中川幹事長の閣議の乱れ発言のその後。
「立ち上がるのは年の差が出る。0・1秒の差だ」
「幹事長は閣議に入っていないのに、政府内の文句を言われるのはご苦労なことだ」
をはじめとした各閣僚の「私はやってない」「私の事ではない」発言。
でも、これって、日本の最高会議でのことですよね(笑)
「先生が来たらすぐ起立しなさい」
「挨拶の時に私語は止めましょう」
と注意され
「僕じゃないよ」「必要なことを話したんだから、お喋りじゃないもん」「別にちゃんとやってるんだからいいだろう!」
こんな学校の様子みたいだね。
いや・・・って事は、教室崩壊で指導力、学力が低下していった教育現場と同じことが、今の日本でも、その最高会議の場でも進んでいるということですか?
でも・・・この閣僚って、首相が選んだわけだし、押し付けられて頭を悩ましている教師でもないんですがね。
レベル低!

津波警報時の対応調査

2月 19th, 2007

昨年11月15日の千島列島沖地震で道内に津波警報が発令された際、地域住民がどのように避難したかを北海道開発局が調査したそうです。
11月15日の津波は数十センチと小さなものだったが、実態非難した人は13.6%だった。
その後1月14日に再び津波警報が出たときは、30~40センチと小さかったが、更に少ない6.6%だったそうです。
アンケートは、網走市、釧路町、厚岸町、斜里町の1万5400で、回収率は18・5%だった。
回収率の低さもさることながら、その結果はちょっと心配な内容。
津波情報を知ったとき、「自分に危険が及ぶ」「及ぶ可能性は高い」と思った人は計14・6%にとどまり、「及ばない」「及ぶ可能性は低い」と思った人は4倍強の70%。
避難方法は冬場だったこともあり、「車」が87・7%を占め、「徒歩・自転車」(9・6%)の9倍に達した。また、避難場所も「指定の避難所の中」(11・6%)にいるよりも、「避難所の駐車場に車ごと避難」(20・7%)が多かった。
避難しなかった人の理由は「身に危険が及ぶような津波は来ないと思ったから」が最も多く77・6%。
「どんな状況なら避難しようと思うか」との設問には、「町内会役員や近所の人の避難呼びかけがあったら」(86・6%)、「近所の人が逃げるのを見たら」(79・2%)。
近年はスマトラの被害や、日本でも東北の三陸津波、奥尻島など大きな被害が起きています。
警報の信頼性の向上と共に、危機管理の徹底、非難対策づくりを進めていかなければ、大被害が起こってからでは遅いのです。
自分だけは大丈夫、皆が動かないから・・・なんだか今の世の中ですよね。

札幌ドームに雪搬入

2月 16th, 2007

2002年サッカーワールドカップ会場。日本ハム、コンサドーレのホームスタジアムである札幌ドーム。
室内ドームであるが、サッカーは天然芝を使いサッカーの試合がないときは、芝コートをそのまま外に移動させ日光浴、野球は人工芝を使う会場です。
その札幌ドームに、昨日から雪が運びこまれています。
22日に開幕するノルディックスキー世界選手権札幌大会で、クロスカントリー(距離)競技の会場となるからです。
ドーム内に入れた雪を解けにくくする為、フォークリフトが荷物を積むときに荷置き台として使う、すのこ状のプラスチック製「パレット」を敷き詰め、その上に雪を載せ、ドームのコンクリート製の床からの熱を直接雪に伝わりにくくしています。また溶けた水の排水もしやすいのだそうです。
そのパレット、数は約六千四百枚。だが、断熱材の上に雪を敷き詰めるのに比べ費用は十分の一以下で済み、レンタルなので使い終わったあとも使いまわしができ、環境にもやさしいとの事。
大会期間中の雪の管理は、日中はドーム南側の開口部をあけて冷たい外気を取り込み、室温を外気温近くに保つ。防犯のため開口部を閉める夜間は、換気用の窓を開けて室温の上昇を防ぐと。
観客のために客席部分を15度程度に暖房するが、「暖かい空気は天井の換気口から出ていくので、観客の熱気でコースの雪が解け出すことはないとのこと。
でも・・・外気温がプラスだったら困るよね。
世界初の室内大会。成功してほしいですね。

作為的でないものって・・・

2月 15th, 2007

あるあるⅡ、人間・・・、そしてトリビア。
常に作り手の作為的な思惑で事実を作り変えている今。
今朝の新聞で、今度は「JT」。
神奈川県の「公共の場を全面禁煙にする」という条例制定の賛否を問うアンケートに、反対の票を投じるために社員を動員し、販売店には、依頼して終了間際に賛成から反対に逆転させていたというのです。
この世の中、何かしらの作為が働き、人為的に興味も嗜好も、勿論流行も作られていることは確かです。しかし、こうまでいろいろ続くと、すべてのことが「本当はどうなのよ!?」って気がしてきます。
自らの判断が必要で、各自が正しい基準を持たなくてはなりません。
でも・・・その個々のセオリーまで操作されかねない今。恐ろしいことです。