ガスの摩周湖

2月 28th, 2007

1931年の調査で透明度が41.6メートルで、世界最高を記録した北海道の摩周湖。
ところが、透明度は年々低下し、2004年に北見工業大学が行った現地調査では19.0メートルまで減少した。
更に、空中の大気汚染物質は阿寒温泉の弟子屈町市街の2倍以上の素酸化物、SPMが観測されているのだそうで、交通量が増加する時期は、展望台までガスが漂ってくるのだそうです。。
道路周辺のシラカバも枯れ始めているそうで、夜間はほとんど汚染物質が観測されないことから、やはり排気ガスが原因だそうです。
美しい日本は、汚れています。


2 Responses to “ガスの摩周湖”

  1. 福餅 on 2月 28, 2007 9:26 PM

     私の高校では修学旅行は北海道でした。摩周湖にも行きましたが、残念ながらその時には霧で見えませんでした。
     21歳の夏に、改めて摩周湖に行きましたが、その時にも残念ながら霧で見る事が出来ませんでした。しかしよ~く見ますと、かすかに太陽の光が霧を通して見えましたが、これでは見えたとは言えない状態でした。
     次に行ったのは、22歳の冬でした。積雪の為に道路は制限されていたものの、雪に覆われた駐車場まで行きますと、数人の観光客が見に来ていました。とうもろこしのオジサンはいません。
     静かな展望台から摩周湖をみますと、全てがはっきり中の島まで見る事が出来ました。冬の摩周湖もなかなか神秘的ですね。
     この湖が少しずつ汚染されるのは、ちょっと心苦しいです。また世界一の透明度を誇っていた摩周湖も、そろそろバイカル湖に世界一を奪われるかも知れませんね。

  2. ケラ on 3月 1, 2007 8:08 AM

    もうかなり前から、1位はバイカル湖が世界一です。
    それも含めて世界遺産に認定されていたと思います。
    それでも透明度は40m未満のようですから、本当に摩周湖はきれいだったんですよね。
    というか・・・生命すら育めないような無垢な水。
    そんな遺産を日本はどんどん壊しているんですね。

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