生涯賃金格差

2月 21st, 2007

フリーターと正社員の現役時代の賃金格差のデーターです。
2004年のデーター(独立行政法人労働政策研究)ですが、
標準的な正社員の生涯賃金は、(本当にこんなに高いのか・・・はぁぁぁ・・・笑)
男性 = 高卒2.7億円、高専・短大卒2.8億円、大卒3億円
女性 = 高卒2億円、高専・短大卒2.3億円、大卒2.7億円
ところが、フリーターだと、年齢に関係なく横ばいであることが多い。
仮に毎月15万円で働き、年収で180万円程度で38年働いたとすれば、生涯賃金は約6840万円。
大卒男子であれば、その差額は2億3160万円。ショッキングな数字です。
健全な労働環境を作ることが経済も少子化も解決するかも?と思ってしまう。

どこの話題でしょうか?

2月 20th, 2007

ここ1,2日で方々で言い尽くされているとは思うのですが・・・
中川幹事長の閣議の乱れ発言のその後。
「立ち上がるのは年の差が出る。0・1秒の差だ」
「幹事長は閣議に入っていないのに、政府内の文句を言われるのはご苦労なことだ」
をはじめとした各閣僚の「私はやってない」「私の事ではない」発言。
でも、これって、日本の最高会議でのことですよね(笑)
「先生が来たらすぐ起立しなさい」
「挨拶の時に私語は止めましょう」
と注意され
「僕じゃないよ」「必要なことを話したんだから、お喋りじゃないもん」「別にちゃんとやってるんだからいいだろう!」
こんな学校の様子みたいだね。
いや・・・って事は、教室崩壊で指導力、学力が低下していった教育現場と同じことが、今の日本でも、その最高会議の場でも進んでいるということですか?
でも・・・この閣僚って、首相が選んだわけだし、押し付けられて頭を悩ましている教師でもないんですがね。
レベル低!

津波警報時の対応調査

2月 19th, 2007

昨年11月15日の千島列島沖地震で道内に津波警報が発令された際、地域住民がどのように避難したかを北海道開発局が調査したそうです。
11月15日の津波は数十センチと小さなものだったが、実態非難した人は13.6%だった。
その後1月14日に再び津波警報が出たときは、30~40センチと小さかったが、更に少ない6.6%だったそうです。
アンケートは、網走市、釧路町、厚岸町、斜里町の1万5400で、回収率は18・5%だった。
回収率の低さもさることながら、その結果はちょっと心配な内容。
津波情報を知ったとき、「自分に危険が及ぶ」「及ぶ可能性は高い」と思った人は計14・6%にとどまり、「及ばない」「及ぶ可能性は低い」と思った人は4倍強の70%。
避難方法は冬場だったこともあり、「車」が87・7%を占め、「徒歩・自転車」(9・6%)の9倍に達した。また、避難場所も「指定の避難所の中」(11・6%)にいるよりも、「避難所の駐車場に車ごと避難」(20・7%)が多かった。
避難しなかった人の理由は「身に危険が及ぶような津波は来ないと思ったから」が最も多く77・6%。
「どんな状況なら避難しようと思うか」との設問には、「町内会役員や近所の人の避難呼びかけがあったら」(86・6%)、「近所の人が逃げるのを見たら」(79・2%)。
近年はスマトラの被害や、日本でも東北の三陸津波、奥尻島など大きな被害が起きています。
警報の信頼性の向上と共に、危機管理の徹底、非難対策づくりを進めていかなければ、大被害が起こってからでは遅いのです。
自分だけは大丈夫、皆が動かないから・・・なんだか今の世の中ですよね。

札幌ドームに雪搬入

2月 16th, 2007

2002年サッカーワールドカップ会場。日本ハム、コンサドーレのホームスタジアムである札幌ドーム。
室内ドームであるが、サッカーは天然芝を使いサッカーの試合がないときは、芝コートをそのまま外に移動させ日光浴、野球は人工芝を使う会場です。
その札幌ドームに、昨日から雪が運びこまれています。
22日に開幕するノルディックスキー世界選手権札幌大会で、クロスカントリー(距離)競技の会場となるからです。
ドーム内に入れた雪を解けにくくする為、フォークリフトが荷物を積むときに荷置き台として使う、すのこ状のプラスチック製「パレット」を敷き詰め、その上に雪を載せ、ドームのコンクリート製の床からの熱を直接雪に伝わりにくくしています。また溶けた水の排水もしやすいのだそうです。
そのパレット、数は約六千四百枚。だが、断熱材の上に雪を敷き詰めるのに比べ費用は十分の一以下で済み、レンタルなので使い終わったあとも使いまわしができ、環境にもやさしいとの事。
大会期間中の雪の管理は、日中はドーム南側の開口部をあけて冷たい外気を取り込み、室温を外気温近くに保つ。防犯のため開口部を閉める夜間は、換気用の窓を開けて室温の上昇を防ぐと。
観客のために客席部分を15度程度に暖房するが、「暖かい空気は天井の換気口から出ていくので、観客の熱気でコースの雪が解け出すことはないとのこと。
でも・・・外気温がプラスだったら困るよね。
世界初の室内大会。成功してほしいですね。

作為的でないものって・・・

2月 15th, 2007

あるあるⅡ、人間・・・、そしてトリビア。
常に作り手の作為的な思惑で事実を作り変えている今。
今朝の新聞で、今度は「JT」。
神奈川県の「公共の場を全面禁煙にする」という条例制定の賛否を問うアンケートに、反対の票を投じるために社員を動員し、販売店には、依頼して終了間際に賛成から反対に逆転させていたというのです。
この世の中、何かしらの作為が働き、人為的に興味も嗜好も、勿論流行も作られていることは確かです。しかし、こうまでいろいろ続くと、すべてのことが「本当はどうなのよ!?」って気がしてきます。
自らの判断が必要で、各自が正しい基準を持たなくてはなりません。
でも・・・その個々のセオリーまで操作されかねない今。恐ろしいことです。

日本の子供は「孤独」

2月 14th, 2007

国連児童基金(ユニセフ)が発表した(先進国に住む子どもたちの「幸福度」に関する調査報告)で、経済協力開発機構(OECD)加盟25か国のなかで、日本は、「孤独を感じる」と答えた15歳の割合が、29・8%と、ずば抜けて高かったそうです。
日本に続くのはアイスランド(10・3%)とポーランド(8・4%)。あまりにも開きがありますよね。
また、日本は、親が働いていない家庭の割合が、先進国中で最も少ない0・4%であるのに、平均収入の5割を下回る家庭に暮らす「貧困児童」の割合は、14・3%だそう。最悪の米国(21・7%)から数えてワースト9位となり、子どもを持つ「ワーキングプア」の家庭が相当数に達しているとおう現実が浮かび上がったそうです。
日本は豊かな国でも、暖かい国でも、美しい国でもありませんね。

雪像解体はショー?

2月 13th, 2007

12日、昨日で終わった札幌雪祭り。
雨で始まり、大雪と試練の期間中であったものの、昨年よりも5%ほど多い210万を超える人出だったそうです。
祭りの後ははかないもので、巨大な雪像も、今日1日で解体された。
お神酒で清めた後、重機があっという間に雪像を破壊する。
その解体を見るためのツアーが盛況だとか。
ショベルカーが雪像本体を壊しはじめると、この時を待ちに待った観光客から歓声がわき起こる。
大雪像がバリバリと音を立てて崩れ去る迫力のシーンに、カメラのシャッターが次々と押しているのだそうです。
解体会場の横には観光バスが何台も横付けされていた。

夫婦の体感温度

2月 12th, 2007

先日運転中のカーラジオできいて気になっていた事の記事が見つかった。
そんなわけで、一応平日だけ書いていたここですが(って・・・別に意味はない)ちょっとご紹介。
うるるとさららのダイキン工業がまとめたアンケート
首都圏と関西圏の、結婚歴20年以上の男女200人に対して行った結果だそうですが。
熟年夫婦の妻の40%が、夫と過ごすとストレスなどにより、体感温度が「下がる」と感じていることがわかった。同様の回答をした夫は24%にとどまっている。
妻の体感温度が下がる理由としては、「自分の自由な時間が減る」「何かと腹が立つ」などだそうです。
我が家の夫はほとんど家に居ません。土日も祭日もまず休みがありませんし帰宅は深夜。
で、たまに居ると、どうだろう?かなりメタボぎみだから・・・暑苦しいかな?(笑)
増加する熟年離婚は妻が切り出すことが多いと言われますが・・・奥さんが「寒いわね!と、言い出したらご注意を!(笑)

深刻な温暖化

2月 9th, 2007

先日発表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第1作業部会の第4次報告書案の内容。
・今世紀末の地球の平均気温は最悪の場合、20世紀末に比べて6.3度上昇する恐れがある
・2050年ごろには水不足に見舞われる人の数が最大で20億人も増える
・熱波による死者の増加や花粉症の悪化
・今世紀末の海面上昇幅については、19~58センチと予測
・北米では光化学スモッグなどが悪化して大気汚染による死者が5%増加
・欧州南部では利用可能な水が25-35%減る
・2050年ごろには水不足に見舞われる人の数が最大で20億人も増える
なんだか恐ろしい報告です。
なんとか食い止めなくてはSFの世界が本当に来るかも知れません。
少しぐらい、私ぐらい、しばらくは大丈夫では、取り返しが付かないところまできているのです。
アメリカ、中国、そろそろ気づいてください。そして、大気汚染が進む発展途上国に悪い前例を示してください。勿論日本も、率先して考える国になってほしいです。

マスコミの品格

2月 8th, 2007

「あるあるⅡ」(関西TV・フジ系列)以来、各番組制作は慎重になっているかと思えば・・・そうでもなかったようで。
今日は今度は「人間、これでいいのだ!」(TBS系)でもですか。
たしかここは、以前にも同様の問題を犯していたはず。
懲りない奴らは政治家だけではなかったようですね。
視聴率戦争で、ぎりぎりにところで製作しているのが現状でしょうが、そこをどう自己で規制するか?こだわれるか?(この場合、本当に視聴者の利益のための情報を出せるか)が重要なのです。
公正であるか、真実であるかをないがしろにしたインパクト重視の番組制作に走った結果なのでしょう。
「思いっきり」で取り上げた食材は午後一でスーパーから消える。
朝や昼のワイドショーや夜の情報バラエティー番組で取り上げられたお店や商品には列が出来、売り上げを大きく左右する時代です。
政治や教育などよりよっぽど広範囲で即効性があります。
だからこそ、そこにはより厳しい規律と品格がなければならないと思います。
品格はいたるところで崩れているようですね。