奪われる「考える力」
先日、毎日新聞に面白い記事を見つけた。
ネットに頼り過ぎて、モノが覚えられない健忘症になる可能性はある。
人間の脳には、短期的な記憶をつかさどる「ワーキングメモリー」の部分があるが、ネット検索が便利になって依存し過ぎると、モノをいちいち覚えておく必要がなくなる。
無意識のうちに脳のこの部分をだんだん使わなくなってくる。
この「ワーキングメモリー」は短期の記憶だけでなく、学習や経験で蓄積された長期の記憶を引っ張り出す際に重要な機能を持っていることも分かってきた。
便利になると頭を使わなくなる。車に乗ってばかりいると、脚力が衰えるのと同じだ。
ちょっとはっとした。
PCで文章を書き、手紙がメールに変わっている今(私)、漢字は読めるけど書けない。いざ自分で文字を書こうとすると、バランスが取れない。
それに、なにか分からないことがあるとすぐにPCでNET検索。
自分で調べ、考え、関連づけて、答えを探す。こういう過程を一瞬のうちにPCにさせている。
そして、それが習慣になっている。
しかし、PCが悪いのでも、ネットが危険なのでもない。
使い方、付き合い方を人間はわきまえるべきなのです。その上で最大限に有効に使うべきだと。
依存するのでも、支配されるのでもないPCとの上手な付き合い方を人間はもっと考える時期に来ているのでしょうね。
懲りないですよね!
大手菓子メーカー「不二家」の期限切れ原料を使ったり、細菌規定の基準に満たない商品を認識していたにもかかわらず販売していた、と、いう問題。
今までにも、この手の問題で多大な打撃を自ら招いた企業の苦悩は分かっているはずなのに・・・
「不二家」といえば、ペコちゃんのケーキ屋さん。子供の頃のイベントにはなくてはならないものでした。
洋酒がきつくないので、うちの子供たちも大好きです。
「ミルキー」「カントリーマーム」「ホームパイ」かなりの頻度での我が家に存在する常備品。
いけないことという認識はあったはずです。
でも、やってしまった背景は何なのでしょう?
経営効率の問題?利益追求?それともおごり?
懲りない奴らなんでしょうか?経営者は。それとも、これが慣例なんでしょうか?
もうすぐバレンタインデー
なんだか、デパート、スーパーにもバレンタインコーナーが目に付きだした。
成人式の後は!これだもんね。
ところで今日カーラジオでこんなアンケート結果を伝えていた。
某有名お菓子メーカーの調査で、父親にチョコレートをもらい人は?の質問で、
72.6%は娘からと答えたそうです。ちなみに妻からと答えた人は63%だったそう。
世の父親は妻より娘からの愛を望むのですね(笑)
確かに、親子でも異性の方が純粋な意味で可愛いのでしょうね。
同姓だと、やっぱりお互いはり合う部分も譲れない部分もあるものね。
娘の言葉は厳しいが、息子は優しいです(笑)
ま。これはあきらめているからでしょう。先日息子が言った言葉
「母親を納得させる言い訳なんてないのさ!」
をいをい!小学生のいうせりふじゃないだろう!?って。
娘は父親に「いまどきの中学生の娘なんてこんなに父親に優しくないのよ!」といいながら毎年バレンタインにはチョコをあげています。
この予行練習は何時まで続くかな?(笑)
プルート(pluto=冥王星にする)
Plutoを辞書で調べてみた。
[名]
1.《ギリ神話》プルトン:冥府(めいふ)の神
2.《天》冥王星
3.プルート:ミッキーマウスの愛犬.
これに
[動]
1.評価を下げる
というのが増えそうです。
米方言学会は8日までに開いた年次総会で、2006年に最も注目を集めた新語を選ぶ言葉大賞に、冥王星の惑星からの降格をきっかけに「評価を下げる」という意味で動詞的に使われるようになった「プルート(pluto=冥王星にする)」を選出した。(時事通信)
ですって。
プルートは、グーフィーに負けちゃう?
刑法犯の1割超が65歳以上
65才以上の高齢者の犯罪が増えているそうです。
中、刑法犯(交通事故の業務上過失致死傷罪を除く)の検挙者数のうち、65歳以上が、全体の10・9%に当たる4万2108人で、わずか6625人(全体の約2・1%)だった1989年(平成元年)の6倍以上に達し、人口10万人当たりの検挙者の割合「犯罪者率」も、89年の46人に対し、05年は165人に達した。(読売新聞より)
65歳以上の人口に占める割合は、約20年前から今までに2倍(1割から2割)に増えています。
でも、犯罪率は6倍です。
多くの人が仕事をやめ年金や貯金などで生計を立てる時期ですが、20年前とは体力も、生活もどんどん変化しているでしょう。10年くらい感覚が若返っているといっても過言じゃないかも。
しかし、仕事は減り、生活は苦しく、隣人・世間は冷たく、子供にも頼れない。
その上、個人の倫理観は低下し、自己中心的考えに移行し安易に犯罪に走る。
確かに、このごろの高齢者ってにこにこしているというより、怒ってる姿が目に付きます。
高齢者、そして子供が住みにくい国。
どんどん実態が出てきますね。
美しい国とは、こういうことがない国のはずです。
氷のバー
札幌の観光名所、藻岩山。
ロープーウィイがあり札幌の夜景も楽しめるし、今は手軽なスキー場としてにぎわっている。
我が家の窓からもナイタースキーの照明が見え、かすかに滑る人影も双眼鏡程度で確認出来る。そんな近い場所にある山。
そこで、今氷で作られたバーが開店しています。
http://www.welcome.city.sapporo.jp/feature/07_01/icebar.html
ちょっといいでしょ!
美しい国
仕事始めの4日、今日、安部首相は年頭会見を行った。
昨年の約100日間を、「美しい国づくりの礎を築くことができた」と実績を強調しながら、実行していくことの決意表明の会見のようだった。
私はなんだか安部政権になってからは、閣僚の不祥事、子供たちの自殺、教育基本法などの強行採決・・・美しいとは程遠い日本に思えてなりません。
これが「筋肉質な政府」の運営なのだろうか?
何を持って「美しい」と言えるのでしょう?
自然界は有る程度の障害、逆境に遭遇した時、変化を生み、進化します。
その、本来の力を呼び起こすための「礎」なんでしょうか?
今の日本、人間にその強さがあることを期待したいですね。
きっと、潜在能力はあるはずです。
そんな国に生まれたと思いたいですもの。
日本なんて・・・まだまだ?(笑)
ネットで韓国のニュースを見て驚いた!
韓国の女性家族省は、忘年会を開く団体が「買春せず、飲食だけをする」と約束すれば、人数に応じて総額360万ウォン(約46万円)を支給するキャンペーンを6日から26日までインターネット上で行った。これに約1万3000人が応募した。
それに対し、「国民の税金でこんなことをしていいのか」「男性を潜在的な性犯罪者と見ている」などと批判の声が寄せられた。これを受け、賞品は現金から映画券などに変更された。
いや・・・日本の税金の使い方の批判を書いてきたけど、これには及ばないかも。
まだ、日本はモラルあるのかな?(笑)
ハローワークの窓口手当
全国のハローワーク(公共職業安定所)の窓口で働く職員に調整額というものが毎月払われているんですね。
調整額とは、「失業者に対するため精神的緊張が極めて強い」ということで、給与に上乗せして支給される平均約1万円程度の手当てだそうです。
公務員って、国民のために働く職業ですよね。
困っている人を助けるというか、手助けをするハローワークの仕事は、極めて困難で、複雑で、精神的緊張を強いられる者なのでしょうか?
毎日新聞の取材に厚労省地方課は「見直しの議論が行われているかどうか言えない」とした上で、「窓口業務は高い専門性が求められる上、対応に気を使う点も多い。見直しが必要かどうかは人事院が判断することだが、従来からみて業務実態に変化はなく、よって見直しが必要との認識はない」と強調したそうです。
なんか違うと思います。
夕張市職員にボーナス
財政破綻した夕張市。
今日の新聞に、「張市の職員に25日、冬季期末勤勉手当(ボーナス)が支給された。」と。
およそ半額になったと書かれていたが、それでも43歳平均で42万円。
やっぱり公務員って、破綻しても出るんだ。それに財政破綻状態といわれていた夏でも80万ものボーナスをもらっていたのね!と、ちょっと驚いた。
TVや新聞の報道では、賃金が9月以降に15%カットされ、生活できないとか。転職を迫られる状況だとかと、書かれている。
でも、雇用は続けられるんだし、こうしてボーナスも出る。
ボーナスも出ない、毎月の賃金も15%以上減っている会社も多いはず。(いや・・・私が言うとやっかみに聞こえます?)
国民の税金で建て直ったのに、100万以上ボーナスをもらえちゃう銀行や、そんなもんじゃない大企業や、業績が上がった会社だけじゃないんだぞ!
日本全国で700万ほどと推定されるワーキングプア世帯とか、そこまでは行かなくても、朝から晩まで休日もなく働いても、公務員の水準以下の収入世帯も多いんだから!
はぁぁぁ・・・なんか、むなしくなってきた(笑)