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プルート(pluto=冥王星にする)
1月 9th, 2007
Plutoを辞書で調べてみた。
[名]
1.《ギリ神話》プルトン:冥府(めいふ)の神
2.《天》冥王星
3.プルート:ミッキーマウスの愛犬.
これに
[動]
1.評価を下げる
というのが増えそうです。
米方言学会は8日までに開いた年次総会で、2006年に最も注目を集めた新語を選ぶ言葉大賞に、冥王星の惑星からの降格をきっかけに「評価を下げる」という意味で動詞的に使われるようになった「プルート(pluto=冥王星にする)」を選出した。(時事通信)
ですって。
プルートは、グーフィーに負けちゃう?
2 Responses to “プルート(pluto=冥王星にする)”
言葉とは生き物ですね。私は高校時代に(たぶん)平安時代の言葉を忠実に再現したテープを聴いた事がありました。私にはとてもとても判りません。また文字にしても、古事記や日本書紀などは、訳本がないと理解が出来ません。・・・同じ日本語なのに。
また、森鴎外氏の本を読んでも、理解に苦しむ部分があります。100年余り過去の言葉が判りません。それでも私の親戚からの手紙では、草書体で書いてくる人もいます。草書体の文章は、私の豚児達には解読が出来ないようです。私は昔から慣れていますので、読む事が出来ますが、発信者は大正生まれの人です。また私の両親も大正生まれですので、その影響かも知れません。但し私は草書体で書く事は出来ません。これだけでも時代の移り変わりが激しい事が判ります。
最近では高校生の言葉に、私が理解出来ない単語があります。新しい単語とでも言うべきでしょうね。
私が学生時代はICとは言わずに集積回路と言っていました。またLSIの事を超集積回路と言っていました。その時代でも真空管のテレビを見ていましたが、今では真空管など使うところがありません。これも時代の移り変わりでしょう。それに伴って新しい言葉も出現します。
私達が今使っている言葉も、何れは古語になって仕舞うのでしょう。もしかしたら死語になる単語もあると思います。現在ではコンピュータの事を電子計算機とは言わなくなりました。(中国では電脳と言っているようですが・・・未確認)。
私の時代では、太陽系のいちばん外にある惑星が冥王星でした。その後「太陽系にはまだ冥王星の外側にも惑星がある・・・ようだ」という事を聞いた事があります。しかしこれも惑星には含まれなくなる事でしょう。
冥王星は惑星が外れたので、もしかしたら単なる宇宙のゴミになるのでしょうか??ちょっと寂しい。
「言葉は生きている」金田一さんもTVでよくおっしゃってますものね。
「頑張る」も昔は目下の人に言う言葉だったとか。
冥王星は、小惑星となってしまいました。
なんでも、矮惑星の分類で、小惑星番号134340番と行ってしまったようです。
そういえば・・・惑星人占いで「冥王星人」って言うのもありましたね。
それに該当した人って・・・なんだか何かを否定された?いや、それこそ、格下げに行ったのでしょうか?(笑)