刑法犯の1割超が65歳以上

1月 8th, 2007

65才以上の高齢者の犯罪が増えているそうです。
中、刑法犯(交通事故の業務上過失致死傷罪を除く)の検挙者数のうち、65歳以上が、全体の10・9%に当たる4万2108人で、わずか6625人(全体の約2・1%)だった1989年(平成元年)の6倍以上に達し、人口10万人当たりの検挙者の割合「犯罪者率」も、89年の46人に対し、05年は165人に達した。(読売新聞より)
65歳以上の人口に占める割合は、約20年前から今までに2倍(1割から2割)に増えています。
でも、犯罪率は6倍です。
多くの人が仕事をやめ年金や貯金などで生計を立てる時期ですが、20年前とは体力も、生活もどんどん変化しているでしょう。10年くらい感覚が若返っているといっても過言じゃないかも。
しかし、仕事は減り、生活は苦しく、隣人・世間は冷たく、子供にも頼れない。
その上、個人の倫理観は低下し、自己中心的考えに移行し安易に犯罪に走る。
確かに、このごろの高齢者ってにこにこしているというより、怒ってる姿が目に付きます。
高齢者、そして子供が住みにくい国。
どんどん実態が出てきますね。
美しい国とは、こういうことがない国のはずです。