本物の空気
所要で、東京まで行ってきた。
あまり自由な時間はなかったのですが、半日ほど空く時間が前後で2日あったので、東京国立博物館と国立新美術館に行って来ました。
なんとしても見たかったダビンチ。
勿論「受胎告知」の実物を日本で見れる事は貴重な機会でしたが、科学者としてもダビンチを見たかったのです。
しかし・・・天才ってこういう人のことを言うのね!実感です。
ただ、「受胎告知」も実際のマリアは画集やリトグラフで見るものとは表情が違い、光の加減でしょうか、強く、決意の表情を感じました。
一方モネは実は目的は絵ではなく、あの黒川紀章の建物でした。
今、他の事であまりにも有名ではありますが、やはり彼の建物は美しいと思います。
で、ついでに観た(笑)モネ。私は印象派は好きではなくというか、良さを理解できないでいました。
今もあまり好みではありませんが、でも、かなりいいかも?とちょっとした驚きでした。
特に理解できない、よさが分からなかった点描。しかし、あの空間、距離感を持って観る事によって視覚のなかで混ざり合い生まれる色、空間がはじめて感じたように思いました。
また、そう印象的ではなかった若い頃の作品からの流れでどのように変わってきたかが分かりとても有意義でした。
本物は醸し出す空気が違う。
やっぱり、本物の意義、価値は絶対的なのかも。
メロン1こ100万円
今日、札幌で夕張メロンの初競りが行われた。
2個入りの箱で、なんと200万円。
落札したのは札幌市内の老舗デパート。宣伝効果もですが、夕張への応援メッセージだとか。
でも、これで各ローカルマスコミはこぞって報道するし、ぜひ観てみたいと思いデパートに立ち寄る人も居るらしいので、それなりに思惑ありなのだろうが、ちょっと高すぎるよね(笑)
でも早速今日1個100万円で売れたらしい。
いや・・・ご祝儀で100万出しちゃう人も居るんだね。
サラリーマン川柳
以前100選が発表され、投票が行われていた、第一生命のサラリーマン川柳の「第20回サラ川ベスト10」が発表された。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/senryu/200705_best10.html
なんだか哀愁ただようというか・・・「だよな・・・はぁぁ・・・」みたいな感じですね。
ちょっと夢がないけど。これがご時勢ですよね。
野球特待生制度
結局、現状追認というか、事実上処分撤回のような結果になりそうですね。
それに各週刊誌などの高野連バッシングもすごかったし事実上屈した?
でも、会見ではあくまでも、強気でしたが。
それにこれじゃなんだか言い逃れできる前例を作ったようなきがします。
野球が上手い子の家はすべて困窮世帯となる?
その基準は・・・年収2000万円以下とか(笑)
他のスポーツや学業などと同じように、基準(学校ごとのものでも)を作ってオープンに運営すればいいのに。
クリーンで、誰が見ても納得できるものであれば問題ないと思う。
それに経済格差で才能をつぶさないための支援制度とすればいいじゃない!
頑張れば機会が与えられる!という夢のためには有ってもいい制度だと思うんだけどな。
移動率
北海道は、道内移動率(どのくらいの人が市区町村の境界を越えて住居を移しているかを示す移動率)が全国都道府県で一番高いそうです。
これは札幌の一極集中が加速しているということでしょう。
一方、道外移動率は全国最低だとか。
北海道の地方都市は、労働、教育、医療など全国一格差がある。と、言うことかもしれない。
でも、なかなか津軽海峡を越えて飛び立つことには抵抗があるようです。
こんなところに北海道気質が有るのかもしれませんね。
北海道からの国内旅行ツアーは高いのに、道外からの北海道ツアーはめちゃくちゃ安い。
これも、もしかして・・・?(笑)
私も苦手(漢字)だけど・・・
今朝の新聞やワイドシューで報じられていた「読めない漢字」
半数近くが読めなかったものでは、
1年生では、八つ=はちつ
2年生では、海外=かいがん
3年生では、放つ=にがす
また書けないものは、
2年生で、親切。3年生で、登校。4年生で、付近が共に3割程度の正解率。
高学年では、5年生が支持で、なんと7%、6年生では沿線が15%の正解率だったそうです。
多くの間違いでは、新切、通校、府近、指示、遠線。
確かに、親切など今は感じられない?学校は通り過ぎるもの?支持は、確かに命令されるという言葉しか知らないか。沿線に至っては・・・確かに家は遠いよな!って(笑)
私も書くのは本当に自身がないが、読むのは人並みだと思うんだけど・・・今はその人並みがどこなにか?
医大生が小児科の事を「コジカ」と読む時代ですから。
日暈(ひがさ)現象
よく「太陽がかさをかぶると明日は雨。」なんていいますが。まさに札幌はそれでした。
GW最終日の6日、見事なくっきりとした虹の輪が太陽を囲んでいました。
やっぱり今日は雨。いや、昨晩から雨。
昔の人は科学的証明がなされていなくても経験的に予報したのですね。
札幌管区気象台によると、数千メートル上空に巻層雲や高層雲が薄く広がった際、雲に含まれる氷の粒や水滴に太陽の光が反射、屈折して発生する。「条件が重なれば時折り観測される」(同気象台)現象で、低気圧が近づき天気が悪くなる前に起こりやすい。
との事です。
そういえば・・・かなり前の新聞の小学生の作文に
「気象予報士のパパは、朝おじいちゃんの膝の調子を尋ね、傘を持つか決めます」
ってのがあったな(笑)
特待生
このごろ全国的に話題になっている高校野球の特待生問題。
でも・・・これって公然というか、普通のことだと思っていた。
だって、大学入学ではスポーツに秀でていれば!ってのは当たり前だよね。
それに中学、高校でも、いろんなスポーツでも絶対あると思っていたし。実際聞くよね。
野球だけがだめなの?
勉強でも特待生はある。堂々と募集要項に書いてあります。
スポーツ特待生でも掲げている学校もあります。
AO受検ではきっとかなりのアピールポイントになるでしょう。
確かに、この制度でいい選手が一部の学校に集まったり、県を越えての入学など不均衡につながるかもしれないし、それがプロ野球との問題にも。
でも・・・これって何所にでもあるんじゃ?って思うのは私だけでしょうか?
今年の甲子園はかなり顔ぶれが変わったりして。
洞爺湖サミット
先日開催が決定した洞爺湖サミット。
会場となる高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。
ここは、北海道拓殖銀行の経営破綻の原因と言われたカフトデコム事件ともいえるような、バブル期の「負の遺産」です。
このホテルも98年3月自己破産した。
その後セコムグループが00年に(総工費665億円の建物を)約60億円で買収し、「ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル」に運営委託した。
1億~2億年前大理石の床の超豪華ホテル。
安い部屋でも1泊4万円。スイートルームは10万円前後。7月には1泊136万5000円の部屋も登場するそうです。
香港やシンガポールなどアジアの富裕層や国内の富裕層が利用する、庶民とは世界が違うホテルです。
確かに、再生の象徴、とは言えるかもしれないが、今も昔も、庶民とはかけ離れた場所。
警備面での利点も大きい。総理の「美しい国」もイメージに近かったのでしょうか?
長期的不景気、格差に苦しむ北海道に、庶民に、利益をもたらしてくれるといいのですが・・・
この負担で、夕張をはじめとした破綻または、破綻寸前の地方自治体の対策が遅れなければいいな。と。
真に、北海道の再生の起爆剤になることを望みます。
あーあ!
一応、毎日ココに何を書こうかな?って日中から考えていて、夕方書くことが多い。
確か・・・昼過ぎ「今日はこれだわ!」なんて思っていた。
はずだった。
このごろ物忘れが多い。
もしかしたら、夕方ちょっとムッとくることがあったからかも知れない。
100円ショップで探し物をしていた。
3,4歳の子供たちが3人、売り物のおもちゃでかなり乱暴に振り回しぶつけ合いながら遊んでいた。
また、遊びながら店内を駆け回るので、商品を引っ掛けたりして落としたりずらしたり。
横でその母親たちだろう、立ち話をしながら知らんふり、話に夢中で(それも大声で)時々笑い声。
じろりと母親たちを見て、子供たちに向けてちょっとだめよ!という顔をしてみた。
まったく無視(親子ともども)
「お店のものは貴方たちのものではないから、勝手に遊んじゃだめよ。走り回ってもいけないよ」
子供たちに言った。その後、親たちの方を見た。
親たちはむっとした顔をして、わざとらしく、大きな声で
「さ!怒られたから、おしまい。もう止めなさいってさ!」
情けないね。
なにがもうおしまいだ。よ!なにが怒られたから?よ。
その後も子供たちはまったく動じず、親たちもまた話を始めた。
ばかばかしくなった。
親より若い店員も、言えないんだろうね。
悲しいね。