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洞爺湖サミット
4月 27th, 2007
先日開催が決定した洞爺湖サミット。
会場となる高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。
ここは、北海道拓殖銀行の経営破綻の原因と言われたカフトデコム事件ともいえるような、バブル期の「負の遺産」です。
このホテルも９８年３月自己破産した。
その後セコムグループが００年に（総工費６６５億円の建物を）約６０億円で買収し、「ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル」に運営委託した。
１億～２億年前大理石の床の超豪華ホテル。
安い部屋でも１泊４万円。スイートルームは１０万円前後。７月には１泊１３６万５０００円の部屋も登場するそうです。
香港やシンガポールなどアジアの富裕層や国内の富裕層が利用する、庶民とは世界が違うホテルです。
確かに、再生の象徴、とは言えるかもしれないが、今も昔も、庶民とはかけ離れた場所。
警備面での利点も大きい。総理の「美しい国」もイメージに近かったのでしょうか？
長期的不景気、格差に苦しむ北海道に、庶民に、利益をもたらしてくれるといいのですが・・・
この負担で、夕張をはじめとした破綻または、破綻寸前の地方自治体の対策が遅れなければいいな。と。
真に、北海道の再生の起爆剤になることを望みます。
2 Responses to “洞爺湖サミット”
サミットを東京で開催した事がありました。警備は厳重で、庶民の車は必ず検問されます。交通渋滞の経済的損失は、大きいです。また江戸城の堀も潜水夫が入って、不審なものを排除します。これだけ警備費をかけて、東京でサミットを開催するのは、無駄が多いものです。
私の知り合いで警察の機動隊がいました。彼の話ですと、サミットが離れ小島で開催されたならば、警備陣は殆ど必要が無くなります。
警備費で、島に一つぐらいのホテルが建築出来るとの事です。その方が税金が生きるのではないでしょうか？？
あまり税金を無駄遣いして欲しくはありません。
私が学生の時に、洞爺湖周辺の土地は１坪８００円でした。さすがに今はこの値段で買う事は出来ないと思いますが、広大な土地を買うのであれば、これに準ずる値段かも知れません。話題のホテルはバブルの時代に建てたホテルですので、建物に多額の経費をかけたものと思います。
洞爺湖周辺は風光明媚な所です。しかし昭和新山も有珠山も近いので、噴火の危険性はあります。まさかサミット開催中に地震や噴火は無いでしょうね。
サミットに同行する取材陣や警備陣は、地元だけでは足りないので、人々が集まるものと思います。それだけでも経済的効果は結構影響すると思います。これが一時的なものではなく、継続的なものである様に祈ります。
警備か考えればある意味洞爺湖は小島に近いかもしれませんね。
その分、北海道経済に恩恵を落としてくれるといいのですが。