佐伯祐三

5月 22nd, 2009

好きな画家のひとり、佐伯祐三展に行ってきました。
佐伯祐三展
出展リスト
没後80年。
でも、決して、時代、昔、そんな印象はない。
むしろ新しく、斬新で、非常に感覚的です。
残念ながらあまり美術の事は分からない。
本人のいうように、遺作に近い「黄色いレストラン」が彼のなかでの最高傑作だとも思えないけど、あの、墨を混ぜた青、グリーンの深みのある色、重厚感さえ感じるパリの街並みが好きです。
油絵はやはり日本の風景には似合わない。
彼の作風は日本にはなじめない、パリでだからこそ描けた、そう思わせてくれる画家です。
あと、せめて30年描き続けられていたら、どんなに素晴らしい絵を見ることができただろう?