アートな日
6月 20th, 2008
今日は、以前から行ってみたかった私設美術館に行って来ました。
関口雄揮記念美術館
緑に囲まれた札幌の郊外にあります。
日本画家です。
あのCMでもおなじみの東山魁夷に師事した方ですが、あの青とは違いモノクロームの雄揮といわれるほど白が際立った画家です。
150号ほどの大作が数点、8号~80号ほどのものが30点くらいかな?、そのほか、屏風(全部で300号以上の大きさ)など、ただただ圧巻でした。
観るのにも体力がいる画という感じです。
平日の午前中ということで、他に観覧者もなく、学芸員の方に解説をお願いしたところ快く2時間ほど、ずっと一緒に居てくださり、1点、1点詳しく説明してくださり、ちょっと的外れの質問にも丁寧に答えてくださいました。
なんと贅沢な時間だったか!
年4回すべての作品を入れ替えるそうです。
50年以上第一線で描かれている画家、とても多くの画があるから出来ることですね。
84歳の今も健在。
昨年の日展出品作品「霧氷の川」(150号)も初公開されていました。
今後入れ替えるたびに出かける美術館になりそうです。