滅びの美学

12月 25th, 2007

今朝の7時代、8時代とワイドショーで取りあげられていた読売の記事
フランダースの犬
あの名作(?)フランダースの犬に感動するのは日本人だけなんだそうで、本家の欧州では、「負け犬の死」としか映らないと。
アメリカでも、あまりにも暗いので最後はハッピーエンドに作り変えられているとか。
その分析として、「日本人は、信義や友情のために敗北や挫折を受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす。」と。
でも、自己犠牲的精神ってキリスト教の本質ではないのかな?
「滅びの美学」。これが日本だとしたら、欧州やアメリカは、誤解されたまま滅びることを認められないというところにこだわるのかもしれませんね。