退院したい派、したくない派
5月 10th, 2005
私がお世話になっている病院は24時間救急受け入れの総合病院です。
いつ発作が起こるか分からない私には非常に安心なのです。
そのためか救急、時間外の入院が多い。
そのためか?患者の家庭環境も経済状態がばらばらです。
特別室や個室に入るいかにも上品そうな方もいれば、いろいろありそうな・・・というか・・・
そのためか(笑)1日も早い退院を願う人とそうでない人がいる。
1日でも早く抜け出たいと頑張る人もいれば、そうでない人がなんと多い事か!と、びっくりした。
家の者が引取りを拒みなかなか退院できない人。
生命保険の入院給付金や保証稼ぎに1日でも長く入院していたい人。
帰っても1人暮らしで寂しいからなんとか長引かせようとしている人。
早く仕事に復帰したいと医者に交渉している人もいれば、働けない(働かない)理由を作るのに必至な人も多い。
軽い糖尿病程度で十分就労が可能な人でも、働けない体として生活保護を受けている人がいた。
その人の話では、「糖尿病でおなか一杯ごはんを食べられないから働けない」「少し頑張って働いても生活できないし、その分保護が減らされるから損だ」だそうです。
さらに、「医療費はほとんどかからないから病院にいたほうがいい」だそうです。
まあ、この手の話が多かった事!
なんだか日本の医療費、社会保障費が膨大なのは、高度医療、不景気だけが原因ではないようです。
利権(?)というか、不正に請求しようとする人たちは何処にでもいるものですね。
払う方も、運用する方も、受け取る方も。