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15、6年前も
10月 31st, 2009
トヨタが、「今春入社した大卒事務系・技術系の新入社員約900人を来年1月から約3か月間、工場に配置し、車の組み立て作業などにあたらせる」と発表した。
1993年ごろ、景気の底と言われたころ。大手電機メーカーなどがこのような状況でした。
その時は、一時的な増産見込みではなく、ほとんどが営業支援として、代理店や小売店などの販売員として半年間出向というようなもの(それも原則的に親元自宅通勤可か、現住所からの通勤店舗にという徹底的な経費節減方式で)
ドクター、マスター卒採用の研究職までも。
もちろん、市場、消費者を知るという名目ですが、やっぱり、とにかく売って立ち直ろうということだったのかもしれません。
その時も、「なんでこんなことを?」「こんなことをするために入社したんじゃない」そんな不満もあったようです。
ただ、15年たった今、その時代よりたった3カ月でもモチベーションを保っていくの、大変なんじゃないかな?と、思います。
エコ景気に関連した特別な状況だとは思いますが、新卒の若者が今の雇用情勢をどのくらいシビアに感じとって一丸となって動けるのかな?と、ちょっと興味があります。
相変わらず厳しい雇用情勢、誇りをもって頑張ってほしいですね。
4 Responses to “15、6年前も”
実は私の昔の会社ではバイクの組み立てに新入社員を使うのは
ずっとしてました。ただ、やめちゃう子多いんですよね。
一人頭のリクルート費用考えたら損得で言ったら損なんでしょうけど、
工程が間に合わないならそれもしょうがないんでしょうね。
どこも少なからずそうかもしれませんね。
それが社会人として、企業人として、大人としての淘汰かもしれませんね。
企業は机上の仕事だけで済むことはありません。現場が動いてこそ利益が生まれるものです。
今回の経営方法は、現場を知る意味では有意義だと思います。
本来はそうですよね。
ただ、今の若者、どう対応できるか?ですね。
強く育ってほしいですね。