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不参加呼びかけ
11月 10th, 2008
北海道の教職員組合(北教組)はとても力が強い。
そんな北教組が、2011年度から小学5、6年生で必修化される小学校の外国語活動に反対し、北海教員向け研修に参加しないよう組合員に呼びかけていたそうです。
今までも、
いじめの調査に協力するな!とか、AED設置に反対とか、いろいろなことに抵抗して組合員が活動しています。
また、今年始めは、教職員の査定昇給制度に反対し、ストライキを行ったりしています。
英語必須は決まったことです。
決まる前の意見なり提言はいいですが、これでは自分の学校の生徒が不利になるだけだと思います。
10年ほど前、小中学校にPCを普及する際に、教師に対しての操作研修のインストラクターのバイトをしていたことがありました。
その時、研修の参加率は本当に低いものでした(雨や雪がふるとぐっと落ちました)し、協力的では決してありませんでした。
なんでこんな?迷惑だ!というムード満開でした。
主役は誰なんでしょうか?
教育は組合員の労働時間の増大への抗議や制裁?(査定)への抗議ではなく、子供の能力を最大限に伸ばす為のものではないでしょうか?
北海道が学力が最低に近いのは・・・ね。
7 Responses to “不参加呼びかけ”
教師が尊敬されていたのは遠い昔なのでしょうかねぇ。
知人と話していて、昔の教師は人を教えることに生きがいを感じ、自分の権利を主張することもなかったと。
権利は保証されるべきものでしょうが、自己犠牲の精神や他人の利益を考えることもあってもよいのではないか?と、思ったりもします。
※わたしも、人のことが言えるほど立派でもないですけど…。
中山大臣みたいに全てを日教組のせいにしてはいけないんでしょうけど
日本の教育崩壊に日教組がある程度寄与しているのは事実でしょうね。
小学校から英語をすることには私も反対です。まずは国語と算数徹底してすべきです
どう考えても英語嫌いを増やすだけです。
とはいえおっしゃるように決まった話を遂行するのが
現場で実際に生徒さんに接する先生の仕事です。
こんなことはする必要がないとか考えるのは自由ですが、
それを生徒さんに伝えたりするようになってはおしまいです。
日教組の先生方にはそういうところが抜けてるんですよね。
困り者です。
> Age Projectさん
権利の主張は、義務とか使命を果たしてこそのものですよね。
教育は未来の世の中を作る人間の形成に大きく影響します。
この段階で、この本末転倒の考え方を見せ付けていては・・・と、非常に危険性すら感じます。
> toranekoさん
確かに、中山大臣は極論過ぎますよね。それに、大臣という立場ではあれを公で言うことは良いとは思えません。
しかし、私もかなり責任があるとは思います。
家の近くの中学も組合の力が強い学校で、何かと話を聞いていました。これも私立にした理由のひとつです。
こんなことやっているからどこぞの知事に「く○」って言われるんですよね。
まじめにやろうと頑張る先生もわずかにいると思いますが、そんな個人を叩き潰すような組織的圧力。
それを跳ね除けて子供のためにって頑張れるほど先生も強くないだろうから日教組の言いなりになるしか生きる道はないんだろうな。
このブログを書いた後、TV(TVタックル)で教育にかんする話題で議論していました。
そこには元日教組トップが来ていました。
各地での行き過ぎた行動を指摘されると、
「それは支部がやったことで、しらない」と言うような・・・
やっぱり日教組ですわ(笑)
教育とは「誰の為の教育か??」を自覚する必要があると思います。単なる反対だけでは、子供達の立場が無くなります。
いろいろな事をするのに、必ず反対意見が出るものです。これをどの様に対処するかが問題になります。
或る議員と会った時の話ですが、反対意見は賛成意見より強いと言っていました。確かに賛成意見の場合は、表立って賛成意見を述べる事は少ないです。それに対して反対意見は正面から表明します。
少ない期間でしたが、海外に住んでいると、現地の言葉などは習得が早いです。ただしそれは習得する意思があれば早いのであって、習得する意思が無ければ3年住んでいても習得できない人もいました。学校の授業も同じで、語学に限らず覚える意思が無ければ、なかなか覚えるものではありません。
外国語を習得するのは、母国語が基礎になります。国語の充実も必要だと思いますので、小学校で外国語の授業をするのであれば、同時に国語の授業時間も増やした方が習得が容易だと思います。
小学校の英語教育は、「こんな言葉もあるよ」と紹介する授業です。これだけで英語が話せるようになる授業とは思えません。小学生にとっては、見聞を広げるだけの授業となりますが、これで小学生の一部でも興味を持ってくれたら良いと思います。
日教組の主張している労働時間の問題となりますと、それこそ「仕事をしたいない」と言っている様に感じます。「仕事をしたくない」のなら、仕事をしたい人に教師をして貰った方が子供の為です。私から言いますと、「仕事をしたくない」教師は教師失格と思えます。私の知り合いでは、教師をしたくて空席待ちの人もいます。その人達に席を空けるべきだと思います。査定昇給制度より、査定退職勧告制度の方が良いでしょう。
査定退職勧告制度。
ほんと、これ、必要かも。