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もったいない
5月 27th, 2008
今や、日本文化の象徴のように言われている「もったいない」
7月の洞爺湖サミットに先駆け、25日に苫小牧で行われた世界子供サミットでも「もったいない」を世界共通語にしようという提言が採択されたそうです。
この提言は、7月のサミットに提出されます。
ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイの「もったいない運動」で、世界に紹介された言葉。
「もったいない」って言葉、考えてみると私は本当に多用している。(ま、貧乏人の性であるが・・・)
もったいないから食べよう(これがブタへといざなうのだけど・・・)
ぼ~っとしてたら時間がもったいない
そんな使い方したらもったいないでしょ。
高いお金払ってるんだから、もったいないからしっかりやろう(やりなさい!)
・・・etc
もちろん、英語なら「身に余る」とか、「よすぎる」としか訳されないであろう意味ではない。
どうして、他の国にはこの概念がないんだろう。
子供が食い散らかして残したり、無駄に物を使ったりしてたら、親はどう?叱るんだろう?
フリーマーケットなどが盛んな国のいわゆるリサイクルはもったいないではないのだろうか?
これこそが、日本が世界に誇れる文化ではないでしょうか?
また、これは技術の進歩、発明、発見につながる重要な思考回路だと思う。
この心、大切にしたいですね。
5 Responses to “もったいない”
ですよね~ほんと~他の国の人にはその感覚がないのでしょうかね?戦時中を育ってきた母は、靴下のほころびをつくろってでもボロボロになるほど使った人でした。物を捨てるのを極力嫌う人でしたから・・・今もって我が家には荷物が山盛り・・
そんな親に育てられるとやっぱり私も・・・
もったいないの性分です~汗
消費の時代といわれるけど、よく考えて買ってそれを大切にしなくちゃと思います。
「もったいない」。英訳すると、う~ん。「waste」でしょうか??
でもこれは、無駄と訳するものでしょうね。表現においてもったいないを意味する事になります。例えば waste the time は「時間を無駄にする」と訳して、意味としては「時間がもったいない」とでも言うのでしょうか??
さて、衣食住から考えますと、次の通りになります。
昔から着物の文化がある日本では、最初は振袖などで使い、次には浴衣にします。そして最後はオシメか雑巾になって、無駄なく使っていた様に思います。
食べ物では、おかずは少なめに作っておいて、足りない部分を漬物などの保存食で補ったものです。冷蔵庫が無い時代は、必要な時に必要なだけ買ってきて、店を冷蔵庫代わりに使いました。
そして昔の家屋は、いろいろなサイズが共通していて、廃屋から使える材料を次の建物に使う事もあります。例えば雨戸などは、サイズが共通していますので、どの建物でもピッタリサイズです。またタンスなどは、古くなるとカンナをかけてリサイクルします。
日本は幸いにして、優秀な職人さんが多かったので、リサイクルが出来たのかも知れません。
私が小学生の時には、物をたくさん消費すると産業が発展すると教育されたものです。東京オリンピックの後の高度成長の時代でした。ゴミがたくさんでる事は、豊かな生活の証拠だと言われていました。
バブルの時のゴミを見ますと、全く使わないシャツや、新品の製品が捨ててあったのが印象的でした。「歩く貧乏人」の私は、それこそ「もったいない」と感じたものです。チャンスがあったら拾いに行きたかったのです。
これからは節約して使う社会になっていくでしょう。リサイクルもその一つです。使わない物を他の人に使って貰うのは、無駄にしない為には良いシステムだと思います。
この文化を大切にしたいと思います。
> みるくさん
私も、残せない、捨てられない人です。
もっとシンプルに生きたいとは思うのですが・・・
やっぱりもったいないものね。
> 福餅さん
他の国というか、英語でも、もったいないという観念がないということを聞いたことがあります。
辞書で調べると、「良すぎる」be too good、「惜しい」wasteful と出ています。
感覚が違うのでしょうね。
instead of throwing awayじゃあだめですね。
なんかうまいこと英語にって思いましたが難しいです。
よくよく考えるともったいないっていろんな意味で使ってますね。
「もっと頑張れるのに」とか「無駄なことしてますよね」とか
そんな意味でも使いますしね。
ん・・・ほんとうに英語にするのって難しいですよね。
これって日本独特の感覚なのかも。
よい意味でのあいまいさの文化ですものね。