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どういうことなんだろう・・・
5月 19th, 2008
国立大学の授業料を私立大学並みに引き上げるこんな記事にびっくり。
北海道新聞
授業料を引き上げて浮いたお金で、世界的な研究の支援、医師など国が必要とする人材育成、経済的に就学が困難な人への奨学金などに振り向けられるとしている。
と、描かれていますが、今の日本、学費が安い国立大学、難関上位大学に入るためには概ねかなりのコストがかかる世界です。
難関上位大学ほど、親の年収が高いというのが定説、そこに入学させる為にそれ以前にものすごくお金がかかるってことです。
その上、って事になれば、これは余裕がない家庭の子供は大学には行くな!ということでしょうか?
教育を再生しなければいけない今の日本じゃないのでしょうか?
一番削るべきではないところではないところでは、ないでしょうか?
これ以上教育に格差を作るつもりなのでしょうか?
理解できない。
4 Responses to “どういうことなんだろう・・・”
昔はお金のない人でも国公立なら行けるから勉強しなさい。
って言うのが普通になってましたが、
文部科学省が悪いんでしょうね。私立の高校には全く影響力がないから
中高一貫とそれ以外でレベルの格差が半端ではないですから
(進み方も集まってくる生徒さんも)
お金がなんとかなるならそっちに行かないと国公立にも入れなくなって
必然お金のある人が国公立に入るようになりますよね。
だから、学費も上げるって理屈でしょうか。
大学入ってびっくりしたのはみんな金持ちってことでした。
ゴルフ場の息子で「小遣いがない」友達がいました。
0円ってことではないです。小遣いという概念がないってことです。
3万円財布に入ってて好きなだけ使ってよくて
足りなくなった分は毎日親が補充するって言ってました。
まあ一般家庭は(うちもそうでしたが)奨学金もらえってことですね。
「お金のない人でも国公立なら行けるから勉強しなさい」
これは、我が家の教え。というか、望みであり希望なのに・・・
これにわずかな望みをかけて、今なんとか頑張ってる親はどうすればいいんだい!?ですわ。
私立がマイナーな北海道でも公立進学高はお金持ちが多いです。
その高校に入るために学校以外にたくさんのお金をかけるのです。
でも、大学、入らないと進めない未来もありますよね。
東大の親の年収なんて記事よくありますけど、もう勝ち組じゃないと!って感じですよね。やっぱり実際中ではほんと、toranekoさんのおっしゃるような感覚なんでしょうね。
なんだかむなしいし、納得いかないですよね。
がんばって報われる世の中がどんどん崩れてなくなりますね。
一途の望みも絶たれた気持ちです。
公立中高に進学しますと、大学入試突破まで実力がつかないと言われて久しくなりましたが、それにも増して望みが遠くになって仕舞いました。今の日本は子供の希望を失う方向に進んでいるのかも知れません。
しかし勉強をする子供は悪い環境でも勉強します。全体的には学力低下がありますが、生き残る子供もいます。
今の日本の教育は、全てが「金・カネ・かね」の世の中です。教育には経済的な障害があります。
ある人が言うには、東大に入るのにはテクニックと言っています。そのテクニックを手に入れるのは、やはり「カネ」となります。「貧乏人は麦飯を食え!!」と言われたとおりに、今の政府は子供達の将来を考えていません。
まったく国会は自分の財布だけを見ているのでしょうか??
自分のお財布の感覚での政治。
本当だ。
誰もが、お受験して、高額な教育費かけて、塾、家庭教師と至れり尽くせりに出来ると思っているんでしょうかね。