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今度は、高大（高校・大学）接続テスト！？
1月 23rd, 2008
中央教育審議会が、大学進学を希望する高校生を対象に新たな試験の提言を行ったというニュースです。
読売新聞
この記事を読んで、びっくり。
ＡＯ入試と推薦入試が、大学進学者の４３％も居るのね。
確かに今は指定校、推薦枠などを売り物にする学校や、付属高校が多いし、自己推薦枠も増えているし、ですが、こんなに大きな割合を占めるなんてほんとびっくりでした。（常識なの？）
で、それが学力低下につながっている。たしかに・・・言えるかもしれませんね。
でもこれは慎重にはじめないと更なる格差と差別を生み、またこれにまつわる商売も生まれそうですよね。
更に先取りする学校が出たり・・・と。
基礎学力を上げることは本当に必要です。
ただ、それが試験というのではなく、まずは教育現場やカリキュラム、教師のレベル、そこからやらないといけないのでは？と、思うのですが・・・
4 Responses to “今度は、高大（高校・大学）接続テスト！？”
私立だけでなく独立法人化した国公立も
ある程度経営というものに責任をもたなければならないです。
しかも国公立は理事会とかないですからね。
結局学校で真面目に講義とか聞いてた人を（内申書がいい人）
早めに押さえちゃうってのがいいってことなんでしょうね。
3年生の夏休み終わった頃とか
「もう勉強いいや。推薦でワンランク下げても・・」
って人が増えだしますからね。
進学校にはそれこそ定員以上の指定校推薦来るみたいですしね。
学力低下もさることながら高校に入って学校の勉強だけして
内申書がいいってどうなんでしょう。
そういう意味で高校対象でも学校の定期テスト分析して
「学校の成績上位をキープさせます。」
って謳ってる塾もあります。
やはり受験はしないと強くなれないと思います。
社会に出ると相手のこととか研究しなきゃならないですし
学校の勉強をどう取捨選択するかとか研究することが
後々役に立つんですけどねえ・・
そっか！受検がないと強くなれない。
確かにそうですよね。
私は高校受験がなかったので、のんべんだらりと、強くなれませんでしたものね。
だからいまどきの中高一貫は模試、定期、学力とテスト漬けにするのでしょうか。
なにはともあれ、ころころいろいろ変わる今。翻弄させられる感じがします。
「学生はテストが無いと勉強しない。」と、誰かが言っていましたが、殆どの学生はその通りでしょう。
学校とは「無知な者が何かを知りたい」事が基本です。しかし高等教育に関しては、「もうちょっと知りたい」が基本になります。その為に本来はテストが無くても勉強するのが基本ですが、なかなかうまくいきませんね。
学校も経営の生き残りを賭けて、学生の獲得に必死です。これは少子化の問題もあります。私が知り得る記憶では、学生の足りない分を、外国人で補っている大学もある様です。特に短大は国内の希望者が少ない為に、外国人が多いと聞いています。
団塊の世代の人たちで、或る程度の受験を通過した人たちは、かなり勉強しているようです。話しをすれば、よく勉強していることが判ります。
私達の時代も「狭き門」と言われるぐらい、受験は大変なものでした。仲の良い友人でさえも蹴落として、自分が合格する意気込みがありました。その後の世代も「受験戦争」と言われるほど、入学試験は一世一代の闘いでした。
高校にも因りますが、一番上の豚児♀と二番目の豚児♀の学校は、出来るだけ指定校推薦を勧めています。私はＰＴＡ役員を勤めた事がありましたが、その時に小耳に挟んだ未確認情報では、大学の方から指定校推薦で或る程度の人数を入学させないと、次には大学から指定校推薦枠を減らされる事を聞きました。高校としては推薦枠を減らされる事は、経営に影響しますので、極力推薦で入学させたい意思があります。
一番下の愚息♂の高校は受験校ですので、推薦入学を勧める事はありません。一般入試で受験する事を勧めています。また勉強合宿と称するイベントがありますが、それに参加した生徒は指定校推薦はありません。一般入試で入学する事になります。その代わり厳しい勉強が待っています。
豚児達を受験させた経験では、中学生の時にどれだけ勉強したかで、大学の入試に影響して来ます。高校から本格的に受験勉強するならば、中学の１０倍は勉強が必要だと感じました。毎日の積み重ねが大事ですね。
なんだか、意欲も意識も学力も環境も・・・
いろんな意味で格差というか平等じゃない世の中ですね。