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人口100人あたりの銃所持数は56丁
11月 8th, 2007
先日子供の学習到達度調査(PISA)で世界一になったフィンランド。
そんな話題をしたのに・・・
なんとも悲しい事件
フィンランド発砲事件(読売新聞)
なんと、15歳で銃を持つことが出来て、人口100人あたりの銃所持数が56丁という数字に驚いた。
その上、これでも、米国、イエメンに次いで世界第3位という。
携帯電話のように誰もが銃を持っているようなものじゃないの?
国民皆兵制度や国民性によるものかも知れないけど・・・
学力の底上げは出来ても、もっと身につけるもの、当たり前にしなければいけないものがあるのでは?と、考えさせられてしまう。
銃で護身しなければいけない社会って・・・やっぱりおかしいよ。
2 Responses to “人口100人あたりの銃所持数は56丁”
ロサンジェルスに居た時に、街を歩く人の3分の1は銃を持ち歩いていると聞いた事がありました。その時に感じたのは、銃を持ち歩くアメリカ人は臆病者と思いました。
アメリカでは短銃は届出制で、ライフルの様な長筒は許可制です。開拓地であるアメリカは、銃が必要不可欠だったでしょう。その歴史が、今でも続いていると考えられます。
でも、届出制と許可制を逆にすれば、銃犯罪は減ると思います。臆病者はライフルを担いで街を歩く事になります。銃を持って歩いている人は、「私は臆病者です」と言いながら歩いているようなものです。
ライフルを許可制にしたのは、狙撃が怖いからで、短銃を届出制にしたのは、男女が同じ力を持つ意味も含まれます。
日本では銃を持っていると、銃刀法違反になります。ところがライフルは狩りに使ったり、スポーツに使ったりしますが、短銃の目的は一つです。短銃で狩りに行く事はありません。短銃の目的は殺人です。
日本の場合は銃を持っていれば、銃刀法違反にするのではなく、最初から殺人未遂にするべきだと考えた事がありました。
フィンランドの事件ですが、今回は残念な事件です。子供に殺人道具を持たせて、これを使うとすれば殺人しかありません。これからフィンランドも銃規制を考えると思います。将来のある子供達が死んだのですから、この事件は国の損失です。
日本ではフィンランドの様な事件が無い事を祈ります。
福祉というイメージの北欧で乱射、それも学校内でというのがびっくりです。
きっと銃規制が進むとは思いますが、規制では世界一だと思う日本とは根本的に違うのかも知れませんね。