学校苦慮

6月 18th, 2007

今朝の読売新聞1面トップ。
18日読売新聞に、その話題が各TVのワイドシューでも取り上げられていた。
確かに昔から変な人は居たけど、このごろ多すぎますよね。
知り合いの元小学校の校長先生の話では、「もう昔からあるアル!」って。
たとえば、「クラブ活動で入りたいクラブの希望者が多く抽選にして外れたら、親が怒鳴り込んできた」とか、もっともっと開いた口がふさがらないような話を沢山聞きました。
お役所も、企業も、クレームは沢山あるし、担当者は大変なのは分かるけど、学校って、毎日子供が通うし、担当(担任や担任)が変わることが出来ないし、根本的に第三者(親)からのクレームで、子供は蚊帳の外って事が多い。そこが大変なところですよね。
そして、その当事者の子供は親に影響を受けて(コントロールされて)一緒に騒ぎ立てたり、常に真実を言うとも限らない。
子供はある程度はうそをつくものだし、自分に不利になることは言わない。
とは、言うものの、教師もな・・・って思うことも多い。(勿論学校によりますよ!)
とにかく、学校も、お役所も、なんだかプロフェッショナルが居なくなってるのでは?と。思う今日この頃です。


2 Responses to “学校苦慮”

  1. 福餅 on 6月 19, 2007 12:29 AM

     最近では自分の非を認めず、他人の非は攻撃する時代になって来ました。
     切実な私の問題としては、シーズンになりますと私はスキーに毎月2回の割合で行きます。以前のスキー場では「お互いに危険な所にいるのだから、怪我は痛み分け」の考え方でした。ところが最近では「お前が悪い」の考え方に変わって来ています。また裁判でもそれを認める事例がありました。私はそれを避ける為に、対人2億円のスキー保険に加入しています。
     スキーの為に雪道を走りますと、側溝に落ちた車を見る事があります。私はこの車を見過ごす訳にはいきませんので、車を止めて様子をみます。引き上げられる車は引っ張ります。
     最近では「お前が車を引っ張ったから、下回りの塗料が剥がれた」など言う人も出現するそうですが、私には幸いにして今までその様な人に会った事がありませんでした。
     車だけの場合は全て金銭で済みますが、これが人間となりますと、ちょっと話が変わってきます。
     交通事故で車の下に人が入っていた事がありました。野次馬を集めて、車を移動させれば助けられるものですが、もし「お前が車を動かしたから死んだ」と言われたら、金銭だけでは済まなくなります。車をひっくり返しても怪我人を助けなければなりませんが、そこで手を出しますと、余計な事を言う人が出てきます。助けるつもりが、「殺された」と言われたら、絶対に手を出す事が出来ません。
     スキー場でも怪我人を何度が目撃した事がありました。取り敢えずスキー板を×の字に立てて、救難信号を出しておきます。そこで怪我の手当てをしても良いのですが、残念ながら手を出す事が出来ません。責任を問われますと、話しが拗れます。ただ、怪我人の板だけは外しておきます。危険回避だけは万全にしますが、それ以上の事は出来ません。それ以上はスキー場の係員に任せるしかありません。
     「怪我は痛み分け」の時代でしたら、その場で応急手当をしたと思います。怪我人の中には、明らかに肘関節の脱臼と思われるものがありました。この脱臼は結構治療し易いものですが、残念ながら手を出す事が出来ませんでした。
     特に最近ではスノーボードの人達が、急斜面の真ん中で休憩する例が多く、その事故も多い様です。休憩はゲレンデの端に行って休むのが常識ですが、他人の迷惑に気が付かない様です。これで事故があったら、休んでいる人より滑っている人の方が悪くなります。この状態で「お前が悪い」と言われても、休んでいる人も事故の原因を作っているケースになります。
     学校でも、自分の非より、他人の攻撃が先行するような時代に変わって来ました。

  2. ケラ on 6月 19, 2007 7:56 AM

    「他人の攻撃が先行するような時代」
    そうですね。
    でも・・・「痛みわけ」って学校には当てはまりますか?

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