第1次報告最終案7項目

1月 18th, 2007

このところ、教育問題ばかりですみません。(笑)
教育再生会議が出した第1次報告最終案7項目。
・「ゆとり教育」を見直し、学力を向上
・学校を再生し、安心して学べる規律ある教室に
・規範意識を教え、社会人としての基本を徹底
・魅力的で尊敬できる先生を育てる
・保護者や地域の信頼に応える学校
・教育委員会のあり方の抜本的見直し
・社会総がかりでの全国民的な参画
さて?これはどのように具体化するのでしょう?
確かにまだ第一次案であり、1年近くの時間をかけて立案するといえばそうなのかもしれないが、なんだか、「美しい国へ日本の・・・」みたいな体温がない言葉に思えます。
10年20年と長年かけて壊したものを再生するのは大変な作業です。
もっと決意の見える動きがあっていいのでは?と思うのです。


4 Responses to “第1次報告最終案7項目”

  1. 福餅 on 1月 19, 2007 10:02 PM

     教育問題は時間をかける必要があると思います。子供達には長い将来がかかっています。それにはっきり「ゆとり教育は間違いでした」の一言が欲しいと思いました。
     「ゆとり教育」を受けた生徒は、再教育して今までの怠惰を取り戻す必要があります。それには時間不足が問題になります。
     時間不足は休日を返上して、教育の時間にする必要があります。例えば夏休み。夏休みは暑いから休みにするのであって、最近では冷房の完備した学校が増えています。また冷房の無い学校では、冷房の完備した学校の教室を拝借して、授業が可能です。現在では夏休み40日は必要ありません。春休みや冬休みに準じた1週間ぐらいの期間で充分だと思います。
     教師の資質の問題ですが、これはなかなか難しいものです。
     私の一番上の豚児♀が、公立中学校に通学していました。そこで教師と2回接見した事がありましたが、残念ながらその教師は「やる気が無い」部分がはっきり見えていました。特に残念だったのは、「この面接時間の時間外は貰っていない」が開口一番でした。接見中に中座して私一人その部屋の取り残された事もありました。最後に「早く帰りたい」と言い出し、これでは話しになりません。教師ではなく、これではサラリーマンです。熱意が感じられませんでした。これは一部の公立中学校の教師と信じたいです。
     これに懲りて次の豚児♀とその下の愚息♂は、私立学校に入学させました。
     私立中学校の教師は公立中学校に比べて、素晴らしい。話しも真剣に受け止めて、中座はしません。夜遅くなっても解決するまでは帰らない精神を持っています。私立中学校の豚児♀の教師も、愚息♂の教師も同様に一生懸命でした。
     公立中学校の公務員であるとクビにならない安心感があります。私立中学校ですと、廃校になる可能性があります。これだけ真剣なのかも知れません。
     結論としては、教師の資質と保護者から児童の監督にかかってきます。絶対的に信頼できる教師が必要です。また保護者も自分の子供に対して、よく監視する必要があります。自分の「子供が何をしているか」をよくみて、次のステップの指針を示す必要があると思います。保護者も政治や学校に任せるのではなく、逃げずに自分で自分の子供をしっかり見守る必要があると思います。
     教員の採用には、「やる気のある教師」を見る必要があると思いますが、「やる気がなくなったら、次の教師を採用する」制度も必要でしょう。自分のクビがかかったら、公務員でも必死になります。でも、民間は常にクビをかけて仕事をしているのですがね。

  2. ケラ on 1月 20, 2007 9:21 PM

    確かに、私も公立中学に疑問を感じ子供たちを私立に行かせようと思いました。
    少なくとも、こちらの意思で学校を選べて、教師も公務員ではないって(笑)
    ただ、教師も、会社員も、サラリーマンであることはおんなじだと思いますし、会社員だって、責任感や達成感のために納得がいくまで、熱意を持って働いている人だって多いです。
    教師だって、政治家だって、官庁だって同じだと思うのです。ただただ立場に甘んじて権利だけを主張し本来の義務を果たさない、はたす気がない。そういう教師が公立ではこのごろ多すぎますよね。
    で、その怠惰から30年、自分たちのゆとりを追い求めた(?)教育を推し進めてしまったように思います。
    たとえその同じだけの時間(30年)かかったとしても改めなくてはいけませんよね。
    でも、そんな30年も持ちこたえられるか?が問題ですが。
    でも・・・接見なんて。教師が被告で福餅さんが弁護士みたいですね。

  3. たざん on 1月 23, 2007 4:08 PM

    これは この60年間に侵され続けてきた事への反旗と捉えています。
    日教組をはじめとして 戦後学校現場を共産化すること(イコール国民の共産化)が彼らの望みだった事を考えると、明らかにそれからの脱却意思表示ではないかと。
    今こそ 教育現場を変える時です。
    いつか 誰かが始めないと もっともっと時間が必要になります。
    60年間かけて堕落したことは 再生にも60年かかるでしょう。
    将来の子供達のことばかりでなく 今そこにいる子供達のことも考えないとね。

  4. ケラ on 1月 23, 2007 7:58 PM

    そっか。
    30年ではなく、60年なのか。
    北海道、札幌は、日教組、札教組がとても力が強いことで、今の学力低下と教育の意識の低さを招いているといわれています。
    私立が少なく、ほとんどが公立オンリーで学校教育を受けるという土地柄、言い換えれば、他に選択がないから、仕方がないというか、標準という元に押し込められ、レベルが低いことも自覚できないでいます。
    本来なら、より頑張ってもらわなければならないのに・・・教師の権利ばかりが最優先されています。
    本当に、変わらなければいけないですね。

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