格差

11月 21st, 2006

いい加減、教育から頭を切り離そう・・・笑
「格差」という言葉にこのごろ敏感です。
このごろとても、僻みっぽい私です。そのせいか、なんだか不公平さを強く感じてしまいます。
運命も信じないし、勿論前世の影響だとか、因果とかも信じない。でも、なんだか世の中不公平。
本当に頑張っている人、いい人が病気になったり、事故にあったり。
健康で財産もあり 全てに恵まれている人も居る。その上美しかったり、頭が良かったりもしたり。
こんな事思う自分もいやですが・・・無性にわびしくなる。今日この頃です(笑)
って。今日は実は、日本は男女格差で世界79位という低いランクだったということを書くつもりだった。
世界経済フォーラムが世界115か国を対象に、男女間の社会的な「格差」を指数化したランキング 。
ランキングは、<1>男女間の給与格差や管理職登用など経済活動への参加程度<2>政界への進出<3>教育機会の均等<4>平均寿命など健康の達成——の4項目を指数化して順位をつけた者だそうです。
政界進出(83位)や経済参加(83位)が足をひっぱているらしいが、男女格差は根強いらしい。
ちなみに、ランクが高かったのは北欧諸国。教育の機会均等がめざましいフィリピン(総合6位)、政界への女性進出度が高いスリランカ(同13位)なんてのも。
でも・・・
国内の個々の格差を比較しても、日本、どんどんランクを落としてるんだろうな。


4 Responses to “格差”

  1. バース on 11月 22, 2006 8:33 AM

    ケラさんの嘆き、怒りはまったく同感です。教育の問題も男女の問題も雇用の問題も妙な格差がどんどん開いてそうでなくてもおかしな日本がもうほとんど迷走状態です。日本国としての目標のなさ、コンセプトのなさがそのまま世相に反映されて船に例えれば最悪の船長とどうしようもない一等航海士が操る船に乗せられているようなもの。実際日本を見捨てて海外に移住した知識人はかなりの確率で日本には戻って来ません。ヨーロッパに移住した友人によると向こうから見た日本は工業技術をのぞけば最悪の国に見えると言ってます。優秀な人材が世界各地に活躍の場を求め(逃れ)まるで沈み行く船から脱出する乗り組み員のように母船を振り返るなんて、日本は来るとこ迄来た感があるのは僕だけでしょうか?
    とにかく残ったものが最後の抵抗をしなくてはなりませんね。

  2. kera on 11月 22, 2006 1:36 PM

    時々、10年後、20年後ってどうなるんだろう?って思うことあります。
    なんだか不安ですね。
    子供たちが大人になる頃、日本に幸せはありますか?って。
    本当に、なんとかしないといけないですよね。
    健康な人、お金持ちの人、子供の居ない人、守られている人・・・
    そんな人が、そうでない人の気持ちを考えてあげられない、自分だけがもっと!もっと!って走っている国のように思えるのです。

  3. 福餅 on 11月 23, 2006 6:02 AM

     格差はどこでもあります。私の年齢になりますと、「諦めの境地」に入ってきています。今さらこれを直す事が出来ません。
     生まれながらにしての財産の格差もあります。また男女の格差もあります。それぞれ生活している限りは、どうしても格差が付いてまわります。
     私の近所の中学は、市内でも荒んでいる中学で有名な学校があります。この荒んでいる生徒と、少しは勉強しようとする生徒が同居すると、荒んでいる生徒は勉強しようとする生徒の足を引っ張る事になります。私の一番上の豚児♀が、この中学に入学してから、大変な状態になって仕舞いました。
     この状態に懲りた私は、次の子から私立学校に入学させる事にしました。かなり乱暴な考え方とは判っていますが、私は荒んだ生徒とそれ以外の生徒は、学校自体を分けなければならないと思いました。これは差別ではなく、区別するべきです。せっかく伸びる生徒を、埋もれさせて仕舞うのは惜しいものです。
     小学校の先生の話ですと、男の場合は周囲の仲間にあまり左右されない様ですが、女の場合は、かなり影響される様です。つまり荒んだ環境にいますと、女の場合は同化して荒んだ状態になる事が多い様です。
     この場合は男より女の方が、グループで行動し易いと思いました。
     さて、この格差とは生まれ付きのものがあります。当然ですが、社会的にも生物的にも男と女は違うものです。それだから男と女に差があってはいけません。以前にも書いた様に、男だけの集団や、女だけの集団の場合は、どこか欠けた部分や、どこかはみ出した部分が出てきます。つまり男と女は役割が違うものです。場合によっては、同じ事は出来ません。どちらが偉いとか、どちらが卑しいではなく、お互いに重要な役割を担ってきています。片方が欠けると、どこかで不都合が出てきます。
     また生まれ付きの不平等は、いろいろなものがありますが、身体的なものもその一つと言えます。私には生まれてすぐに小児麻痺になった友人がいます。性格的には非常に素直な良い人ですが、残念ながら就職にはかなり不利になって仕舞いました。右足に麻痺があり、力仕事には無理がありました。でも、今では元気に仕事に励んでいます。特に悩み事は無い様です。
     現在私の実母は緑内障で失明して仕舞いました。しかし本人は自分の用事が殆ど終わって「今がいちばん楽しい」と言っています。老後をエンジョイする方法を自分で発見した様です。
     今、自分に置かれた境遇を「受け入れる」事が、自分を幸せにするのかも知れませんね。

  4. kera on 11月 23, 2006 9:04 AM

    たしかに、受け入れることが上手く生きていくことかもしれませんが、それが当然に行ってしまう世の中は悲しいような気がしませんか?
    この辺で壊れていく日本、日本人がとどまってくれれば!と、思います。
    友人のお子さんも。本当によいお子さんで、夢に向かってずっと頑張り、期待されていたのに病気で断念とか、そんなことを目の辺りにするとつらいです。
    私自身も・・・まだまだ自分の病気を受け入れることが、納得していない。
    でも、その中でベストを尽くしていかなければいけませんね。

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