札幌は独身が多い

10月 24th, 2006

先日、札幌の少子化が政令指定都市のなかで一番進んでいるという話をした。
というわけで、当たり前の展開ですが、独身率もきわめて高いらしい。
平成17年度国勢調査の結果
札幌の男性の未婚率(()内は全国平均の数値)
25〜29歳→72%(72.6%:離婚2.2%)
30〜34歳→48・6%(47.7%:離婚3.7%)
札幌の女性の未婚率(()内は全国平均の数値)
25〜29歳→64・9%(59.9%:離婚4.9%)
30〜40歳→40%(32.6%:離婚6.8%)
なぜ?女性が際立って高いのか?
札幌の「性比」(女性100人に対する男性数)が89・6とバランスが悪いのです。
それに離婚率も少子化同様に一番多いし。それゆえ、少子化が進む一方。
住みたい町1位の札幌は一番結婚しにくい、離婚しやすく、子供が少ない街だったのです。
ちなみに・・・全国平均での独身率
男性
35〜39歳→30.9%
40〜45歳→21.9%
女性
35〜39歳→18.6%
40〜45歳→12.2%
やっぱりこれはまずいよね。


3 Responses to “札幌は独身が多い”

  1. 福餅 on 10月 25, 2006 12:43 AM

     私の結婚は20歳代でしたが、札幌のデータで、男女とも30歳〜34歳が半分弱では、ちょっと多いですね。あまり晩婚ですと、高齢出産の危険もあります。また高齢になっても子育てがありますので、体力的にちょっと辛いものがあります。晩婚ですと少子化になる可能性もあります。
     札幌では独身が多い為に出会いも多いのではないでしょうか??それとも札幌の若者はシャイなのかも知れません。これを解決するのは、集団見合いの様なチャンスが必要かと思います。しかし都会になればなるほど、出会いが多いので、集団見合いはあまり必要ないと考える方が自然かも知れません。
     これは私の考え方ですので、他の人と意見が違うかも知れませんが、「動物の社会もオスとメスで成り立つように、人間の社会も男と女で成り立つ。」と思っています。「男だけとか女だけの社会では、どこか欠けたり、どこかはみ出したりするもの。」と考えています。男女揃って一人前で、男だけまたは女だけですと、半人前と言えると思います。

  2. バース on 10月 25, 2006 3:08 AM

    さすが情報母さんですね。
    これは僕の考えですけど、離婚が年々増えてきているのは女性のインテリジェンスの向上と自立の問題が大きいと思います。これだけ女性の意識が変わってきているのに、旧態然とした男性は多いですから。僕の後輩の男性の中にもまだ若いのに男尊女卑見たいな考え方の人間がいて「君は江戸時代か」なんて冗談めかして注意するけど、結局そう言う男性は意外だけれど若者にも多いです。
    それから僕の業界でも女性の活躍はめざましく、生き甲斐や収入もそこそこあって、彼女らに見合う男性が少ないのも独身が増える理由の一つではないかと思います。決して独身主義じゃないけれど、恋愛はしても結婚はできないと思う心は分かるような気がします。僕のように20才で結婚した人間からすれば、思い切って結婚すれば、と思うこともありますが、これは今の社会の構造的な問題もあるし、難しいです。まあ、男と女しかいないんだからとも思いますけど・・・

  3. kera on 10月 25, 2006 7:51 AM

    コメントありがとうございます。
    札幌と言うか、北海道って歴史が浅い土地のせいか、家、親族というつながりが希薄だと思います。
    家を継ぐとか、世襲なんて考え方はほとんどありません。また、居住という意味でのその土地への執着もこだわりも薄いと思います。
    まあ、個人主義で身勝手なのかもしれませんね。
    >福餅さん
    どうなんでしょう?シャイちうより、「お一人様」が多いかも。それと、女同士、おんな一人でも飲みにいけるような雰囲気あるしな(すすきの)
    >バースさん
    確かに、女性の自立と意識、ポジションも向上は原因のひとつでしょうね。
    でも、では?なぜ札幌が他より高いか。
    ひとつに、経済的な低さが挙げられると思います。「これじゃ妻子を養っていけない」「就職がない」地場産業に乏しく、支店経済、公共に依存してきた基礎体力の弱さがあると思います。

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