足立区のその後

4月 11th, 2006

先日、児童手当から、就学援助手当ての話を書いた。
そのとき、一番給付が多い足立区の話題に触れた。
これは、文藝春秋4月号や、各新聞に取り上げられた記事を読んでも感想だった。
更に記事の中では生活保護に関しても触れられていて、同じく足立区の給付の高さ、そして、怠慢、不正ともいえる受給者の実態が報じられていた。
その後足立区役所には、区民から多くの問い合わせや苦情が殺到したそうです。
その後足立区は、文藝春秋、記事書いたルポライターに対して抗議文を送ったようです。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/020/d00400050.html
確かに誇張した記事であったとは思います。
でも、この実態は足立区に限ったことではないと思います。
私の周りでも見聞きしているのが現実です。
飛躍かも知れませんが、税金の無駄使いは自治体や各団体だけではない。
上手くやっている?便宜を図ってもらえるルートがある?要領がいい?そんな不正とも思われる支給もかなりのウエートを占めているのでは?と思うのです。
そして、これは足立区、都市部だけではなく、日本中で。


2 Responses to “足立区のその後”

  1. anbe on 4月 12, 2006 1:10 AM

    確かに「文春」は、一面を誇張する雑誌です、それは否定出来ないけど、行政の堕胎・癒着を告訴するには
    ある程度の「脅し」も必要かと思われます。
    足立区基本計画を読みました。
    「区民生活の一断面を描いたとはいえ、現実の区民感覚からは程遠い印象を与える内容となってしまったことはたいへん残念でなりません。」という、足立区のコメントも読みました。
    「現実の区民感覚からは程遠い印象・・・」と言ってますが、この数字(児童手当の支給率 42.5%)は、嘘でしょうか。
    文春が論断した「区の様々な施策が、格差を隠蔽するための意匠すなわち虚飾に過ぎないと論断されたことは 遺憾です」との
    区側の談話も、自己正当の役人言葉に過ぎず、私も、基本計画の中には 何ら新しいものを見つけられなかった。
    児童手当や生活保護が悪いとは思っていません。
    しかし、制度の歪みは、個々の人々の勤労意欲を失わせ、国民のあるべき姿から遠ざかってしまいます。
    誠に残念なことです。

  2. kera on 4月 12, 2006 7:48 AM

    いつもコメントありがとうございます。
    なんだか釈然としない今、世の中。
    年金額より生活保護が高いのも。
    すごい家電、車、生活で生活保護、就業手当てを受けている人。
    働けるのに、薬でコントロールできるのに、ずっと入院している若い人。
    母子家庭(もちろん頑張っている家もありますが)で、各種補助を受けながらいい加減な母親。
    とても不公平感を感じます。
    あんべさんのおっしゃるように、勤労意欲を失わせると思います。
    腑に落ちない、納得出来ないことが多すぎますよね。

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