尊厳

10月 15th, 2007

家の近くに、(今度はどこになるのかな?)コムスンのグループホームや思いっきり高そうな介護施設とか、シルバーマンション、グループホーム、デーケアセンターなど、ここ数年でたくさんできました。
ヘルパーさんとお散歩してたり、スーパーに買い物に来ていたりという姿もよく見かけます。
知り合いの方もデイケアーなどを利用しだした人もいます。
そんな方とお話しすると、とても考えさせられます。
大学教授だった70代後半の方、ご病気で若干からだの動きが遅くなっただけで、思考能力はまだまだ現役。同時通訳ができる語学力とそこらへんの評論家より的確に政治や経済を解説できる。
しかし・・・ケアセンターの20代の介護師さんからはまるで子ども扱いのような言葉をかけられるとか。それがたまらないと。
今の時代、特に大きなお仕事やそれなりの地位にいた方ってお子さんがいなかったり、独身だったりで介護などをこのような施設に頼まざるおえないことが多いと思う。
そのような方ってプライドもある。もちろん知識も常識も。
20代の若い方に刻かも知れませんが、すべて一辺倒な痴呆老人と同じように扱われるのがどれだけの屈辱で耐え難いか?そんな精神的なケアもより必要になってきますね。
しいては、介護関係のお仕事に従事する人の地位向上と高度教育、そんなことにつながるんでしょうね。
年金だけではない、精神面での安心した老後の世の中が必要ですね。