学校より塾や予備校が優秀

10月 7th, 2005

内閣府が6日に発表した学校制度に関するアンケート結果.
子どもの学力向上の面で、学校より「学習塾・予備校の方が優れている」と答えた人が70.1%に上り、「学校」の4.3%を圧倒。
現在の学校教育に「不満」「非常に不満」と答えた人が43.2%いた。教員に「不満」な人が28.4%で、「満足」の27.3%を上回った。
小学校、中学校の子供を持つ親としては、公立に限り、もっとひどいのでは?といった感想です。
こんなもん?という薄い教科書にもかかわらず、ゆとり教育とかで減らされた授業で、その消化すらままならないのが現状です。
ただ、塾、予備校という選択肢だけではないと思います。
この不安に対して動き出しているのが私立学校だと思う。
文部省、教育委員会からのカリキュラムにとらわれず、指導内容にもとらわれず、そこそこの特徴を出した方針を打ち出している。
でも、私立(学校だけ)にしても、公立の学校と比べれば親の負担は何倍かになる。
公立+塾がいいか、私立がいいか・・・
なんだかこんな流れになっているような気がする今の教育。
義務教育費国庫負担制度の廃止を巡り、教育の自由度が争われている今、道路公団や郵政よりむしろ民営化が必要な分野かもしれない。
お金の面だけじゃないはず。
国の存続、根底を造る国民を育てることなんだから。そして、こんなに「国ではダメ!」とみんなが思っているんだから。
教育改革、少子化対策、もっとどうして議論されないんだろう?と思うんだけどな。