5)プファルツ〜トリアー〜モーゼル」カテゴリーアーカイブ

ZUR POSTのメニュー

ZUR POSTのメニューです。ドイツ語と英語で書かれていたので少しは内容がわかりました。Lachs=salmon=鮭ですね。Zander(ペルカ科の河魚の一属)=pike-perch(スズキの一種)?を一緒に巻いたもの。

スープはコンソメにRavioli(味付け挽肉を小麦粉の皮で包んだもの)で水餃子の中に挽肉といった感じでした。メインはラム肉です。

デザートの上に鎮座している「ほおずき」、ただの飾りと思ったのですが食べられると聞きおそるおそる、、、ん?おいしい!ちょっぴり酸味があって甘い、、、あの独特のあおさがないのにびっくりしました。

ホテル ツア・ポストでの夕食

2004/5/4午後7時50分
ベルンカステル(Bernkastel)のホテル ツア・ポスト(HOTEL ZUR POST)での夕食です。今夜はお客様のご招待はありません。初めて私たちだけでの夕食となりました。ワインもホテルのワインリストから選び、リースリングのカビネット白とドルンフェルダーロートワイン赤を頼みました。もちろん、どちらもモーゼルのワインです。

ワイン蔵さんのご招待がないので、気楽な?夕食となりましたが、何となく物足りない??
後ろに気になる箱が、、、昔の収穫したぶどうを運ぶしょいカゴならぬしょい箱?木で出来ています。

ぐるり一望ベルンカステル

ベルンカステルとクースを結ぶ橋からベルンカステルを一望。先ずは左の端から、遠望そしてズームアップ。川岸の僅かなところに家々があります。モーゼル河の河面は流れも穏やかです。

船着場には観光船が停泊しています。後ろの斜面はドクトールの畑。明日晴れていれば斜面の中央の展望台でバーベキューの予定なのですが、、、ベルンカステルの右側、丘の頂上には中世のトリアー大司教の夏の居城だったランツフリート城が見えます。

ベルンカステルの旧市街

さっきの車が走る道路から山側に入ると、そこはもう旧市街。石造りの家もありますが木組みの家が多く見られます。観光ガイド(日本の)によると700年以上の歴史とか、確かに築数百年と思われる建物が軒を連ねています。夕方6時を過ぎて人通りは少なく会うのは我がグループだけ、、、
左の建物の壁には鮭?を捕らえた熊が、広場の噴水にも熊が飾られています。

狭い路地にはおみやげ屋、居酒屋などの店がいっぱい。物を売る店は閉まっていますが居酒屋はこれから準備のようです。あまり関係ないですがマンホールの蓋を撮影、、、

ショーウインドウを1つ。おとぎの国のようなディスプレー、、、何のお店だっかな?
右は最上階に住む住人のための買い物かご?昔何かの洋画で見たような、、、

ベルンカステルの散策

夕食までの間ベルンカステル(Bernkastel)の街を散策しました。
船着場のインフォメーション。右は船着場から街を望む写真で、すぐ後ろにはぶどう畑が見えます。左の建物はシーファーで造られています。

駐車場からクース(Kues)側を写した写真。クースに通じる橋と観光船が見えます。明日はベルンカステルのドクター・ターニッシュとクースにあるワイン博物館を見学の予定です。右は駐車場からメインストリート。

ベルンカステルのメインストリート、と言うよりもメイン自動車道?

ホテル ツア・ポスト(ベルンカステル)

2004/5/4午後5時20分
モーゼルの有名なドクトールの畑があるベルンカステル クース(Bernkastel -Kues)に到着。船着場の駐車場でバスを降り、すぐ上の道路に面したホテル ツア・ポスト(HOTEL ZUR POST)に向かいます。ここは美しい中世の街です。モーゼル河を挟んでベルンカステルとクースと言う2つの街からなるエリア。橋を渡るとクース。
今日はシャワーだけの部屋。全公開と言う事で部屋の写真を数枚。置いてあったミネラルウオーターが3.5ユーロには驚き。

モーゼル河の大蛇行と北上川

2004/5/4午後4時20分
バスは道を選んでモーゼル河の大きな蛇行がよく見えるスポットにさしかかりました。本当に大きく曲がり、斜面も平らなところもぶどう畑です。ぶどう畑に囲まれて街や村の家々が塊となっています。


さて、こちらは2003年12月の写真なので緑が見えませんが、今頃は一面緑になりモーゼル河のように見えませんか?ここは岩手県前沢町の「牛の博物館」から見た北上川です。大きな蛇行があり、ぶどう畑ではありませんが、田園です。

ベートーベンワイン  試飲

まだ熟成中のワインを樽から細いホースで直接取り出し試飲させて頂きました。微炭酸が残りフレッシュな香りと味、市販では味わう事の出来ない贅沢!そう言えば今日初めてのワインでした。午後の3時過ぎて飲んでいないのは今回初めて(笑)

ゼクトの澱引きの方法を聞いているところ。瓶の口に澱が集まってる様子を指しています。
醸造所の建物と建物の間は風の通り道となっていて、斜面から降りてきた風が強く、箱の上に置いたデジカメが吹き飛ばされそうでしたが、集合写真。

ベートーベンワイン

ワイングート・ゲシュビスター・ケーヴェリッヒ(Weingut Geschwister Köwerich)はベートーベンの母マリアの実家でベートーベンはここのワインを飲みながら第九の創作をしていたと伝えられてます。1999Kowericher Rieslingシュペートレーゼ トロッケンはVINUM主催の「全ドイツワインコンテスト・辛口リースリング部門で第1位になったそうです。
突然のSさんの訪問でお母さんはびっくり!大歓迎となり、不在だった当主の息子さんを呼び戻してケラーを見せて頂くことになりました。

薄暗い地下のケラー、昨年仕込んだワインが樽の中で時折音楽を奏でるようにポコン、ピコンとかすかに聞こえます。樽に差し込んだガラス管は発酵で出来た炭酸ガスを逃がすものだそうです。未だに発酵を続けている事に驚きました。

ベートーベンワインの畑

2004/5/4午後3時30分
トリアーを後にしてモーゼルのベルンカステルに向かいます。トリアー近郊のモーゼル河に架かる橋にさしかかった時、通訳のSさんがこの近くのワイングートで働いていたと教えてくれました。その橋のところの畑がワイン蔵の畑、傾斜が急なので何度も転げ落ちそうになったと、懐かしそうに話されました。近くだったらそのワイングートに寄って行こうと言う事になりました。この旅の面白いところですね。
モーゼル河に架かる橋の上から撮影した畑。確かに急な斜面ですね。
さてそのワイングートはベートーベンワインで有名なワイン蔵でした。ベートーベンの母マリアの実家です。