9)マインツ〜フランクフルト〜成田」カテゴリーアーカイブ

旅の終わりに

 さて備忘録のつもりで始めた「ドイツワイン科修学旅行記」でしたが、5月19日に書き始めてからほぼ半年にも及んでしまいました。最初の感動も日が経つにつれ薄れ、記憶も曖昧になり、書き続ける事が苦痛だった時もありました。けれども1日1エントリーを心に決め、どうやらやり通す事が出来たようです。ほっとしました、、、が終わってみると明日からどうしょう、Blogに何を書いていけばいいのか?と達成感よりも変な不安感が(笑)
 まあ、とにかく僅か11日間のドイツ旅行でしたが、夢のような旅でした。行く前に何度も話を聞いたり、写真を見たりしたのですが(10年間も!)、実際に行って見て初めて本当の良さがわかりました。「百聞一見にしかず」とは正にこの事ですね!
 また行く機会があれば行こうと密かに?決意したのでした、、、
冒頭のここに繋がります
工房あしぼ: 10年目にして
 行きたくてもなかなか行けなかったドイツでしたが、今回思い切って行くことにしました。
「神田和泉屋学園ドイツワイン科修学旅行」に参加です。
2年に1回行われる修学旅行で、今回で第5回となります。神田和泉屋と取引のあるワイングートを訪ねる旅で各蔵でワインプローベ(試飲)、見学をしてきます。
4月29日成田発フランクフルト直行便→5月9日帰国

帰国

成田まで10時間程のフライト、5月9日の午後3時20分到着の予定。どっと疲れが出てあまり話しもせず、うつらうつら、、、ぼーっとして過ごしました。ほぼ定刻に成田着。フライトが遅れる事も予想し、帰りの新幹線のキップは取ってませんでした。時間的に一ノ関に止まるはやて29号に乗れそうだったのでトランクを受け取るや否やダッシュしてABCカウンターまで、往復の空港宅配便を予約していたので伝票と共に預け、成田エクスプレスに乗るべくJRまで、、、(そうだ!帰国ロビーでの解散式をすっかり忘れていました)ちょうどキップを買おうと並んでいると校長ご夫妻とSさんIさんと会うことが出来、(解散式ごめんなさい)一緒に東京駅まで。東京駅では成田エクスプレスのホームを上がったすぐの緑の窓口で、はやてのキップを買うことが出来ました。一ノ関着は21:7分、何か食べようと歩いていると回転寿司があったので、迷わず入って食べました(笑)久しぶりのご飯は美味い!寿司は旨い!はやての車中では眠気を必死でこらえていました。(何度も眠ってしまい、そのたびにはっと 笑)
工房あしぼ: 帰って来ました
11日間の旅を終えて昨夜の10時に帰って来ました。
成田や東京駅のざわめき、大勢の人の会話がみなドイツ語に聞こえて、不思議な感覚!?日本人がいるのも違和感を感じる!?

ターミナル2←→ターミナル1

JAL408便の離陸まで3時間弱、それぞれ最後の買い物をしたり、食事を取ったりの自由行動となりました。5、6名でメインターミナル1へモノレール(スカイライナー)で移動(2、3分程で着きました。)途中、待合室や通路のイスというイスには様々な国の人々で一杯、ここがハブの機能を有したヨーロッパ屈指の空港であることがわかります。
レストランに落ち着き、ゆっくりビール、、、疲れもあってか写真はここまで、、、とにかくビールが美味い、、、

フランクフルト・マイン国際空港

2004/5/8午後5時30分
フランクフルト・マイン国際空港に到着。Rheintal-Reisen(ランタールライゼン=ライン谷観光バス会社)の運転手兼社長ディルクさんともお別れです。トランクのチェック後、JALのカウンターで搭乗手続きをし、トランクを預けて後はJAL408便の出発時間(21:05)まで自由時間です。
トランクをカウンターに預ける前、チェックのX-Rayはちょっと見物でした。ディスプレーに映った中身を係官が、これはボトルだなどと説明。感心して?眺めていました(笑)
JALはターミナル2の発着で、空港に向かって左の外れにあります。

Uバーンでフランクフルト中央駅へ

ハウプトヴァッヘではバスを駐車するところがないと言うことで、バスはフランクフルト中央駅に来ることになっています。4時30分までにどうやら皆集合出来、地下鉄の乗り場に。無事切符を買い乗車。ここでも大きい犬が、座席の前におとなしく座っています。ドイツでは犬用のキップもあるそうです。日常の風景なのですね。フランクフルト中央駅までは二駅、歩いても15分程の距離でした。乗るときも降りるときも改札は無し、、、キップを買わないで乗ったことがわかると罰金は高いのだとか。

マインハッタン

マイン河に架かる橋から見たフランクフルトの中心地。ドイツの金融、商業の中心都市で高層ビル群がニューヨークのマンハッタンに似ているので付けられた愛称とか。名物のメッセは中世から始まり大規模な見本市も開かれています。りんご電車を降り、歩いて中心地にあるハウプトヴァッヘ広場(Hauptwache Pl.)に向かいます。ここで4時30分の集合まで、2時間程の自由時間となりました。周囲はデパートやブランドの店が建ち並ぶショッピング街です。

数人でぶらぶらと散策。三越もあるというので行って見たが、店員もお客も日本人ばかり、、、ビル1つが三越かと思ったら一階のワンフローのみ。いらっしゃいませ、お傘は、、、どうぞ、、、日本的接客に一瞬たじろいだ。一通り眺めたところまあ、ドイツの有名?品は何でもあり、、、日本の観光客が「何だ、ここに全部あるじゃない、ここで買えば良かった」と言っていたのが印象的でした。だったら日本のデパートでも売っているよね(笑)早々に店を出てスポーツ用品店を眺めたりして(サッカードイツチームのマフラーを一人が買ったのをつられて買ってしまった、、、)ドイツのデパートに入りました。店員は寄って来ないし、自由に見る事が出来楽しめました。大きな犬を連れて買い物に来ているドイツ人もいてびっくり!ここでお土産を少々調達。(高い物は買えません 笑)デパートの食品売り場にはなんとお寿司屋さんがありました。

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りんご電車は乗り降り自由

りんご電車は周遊コース内なら乗り降り自由、りんご酒(りんごジュース)おつまみ付きで5ユーロです。と言っても時間がないので旧市街の中心に近い乗り場を聞いてそこで降りることにしました。
乗車券です。

りんご酒のラベルです。

フランクフルトのりんご酒電車

2004/5/8午後1時30分
フランクフルト名物のりんご酒アプフェルワイン(Apfelwein)を飲みながら市内観光が出来るトラム・バス(市電)の始発は動物園(Zoo)から。一周2時間で周遊するコースで、土日、祭日13:42〜17:42の間40分ごとに運行されています。
1時30分前に動物園に到着。乗り場を探して何とか間に合いました。電車の到着を待っているとディルクさんは娘さんと動物園に行くところでした。しっかりお父さんをしていますね(笑)
りんご電車は真っ赤に塗られ車体には派手に絵が描かれていかにもりんご電車だとわかります。車内も派手に絵が描かれアンチックな裸電球が光り輝いています。結構人気らしく、観光客がどっと乗り込み、座るところはありません。そしてガタビシ揺れることと言ったら!立っていると窓のモールがじゃまをして外の景色は見られません、、、道路だけは見えます(笑)背が低めのお兄さんが切符をチェックしたり、りんご酒(お子様向けのりんごジュースも選べます)やおつまみを配ったり大忙しです。
窓の上を見るとメードイン・ジャパンSONY製のスピーカーが、、、なんか違和感。

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Geschenk! 贈り物

2004/5/8午後12時
今日もバスにはディルクさんのお嬢さんが同乗していました。そして私たち全員にお土産を配ってくれました!一人一人に「Geschenk! 」(贈り物)と、どうやらワインのようです。嬉しいお土産です!バス会社のボールペンも付いていました。
そう言えば前にバスからみんなの買ったワインを降ろそうとしたら、「My Wine!」と言われ2箱戻した記憶があります。ああ、自分用のワインを買ったのだなと思っていましたが、お土産だったんですね。

帰国してから開けてみたお土産のワインです。さすが私たちの好みを知って?ミッテルラインの辛口リースリング ゼクトでした。ボトルには手書きの言葉が書いてありました、、、

クラシックカーのパレード

正午にバスが迎えに来るまで自由行動となりました。何人かの人と大聖堂を見学したり、お土産を買ったり、お茶を飲んだりして過ごしました。10時頃、通りではなにやらイベントが、、、STARTと書かれた横断幕があり、そこから往年の?名車がパレードをしていました。面白そうなのでSTARTの後ろに並んでいる車を見物。

車体にHondaの文字が!?ホンダの車?

マルクト広場の近くには活版印刷機を発明したグーテンベルクの博物館(Gutenberg Museum)もありましたが、時間が無く行きませんでした。