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モーゼル ワインの王女

とそこに、ティアラを付けた美女と髭のおじさんが現れました。何事かと皆驚きましたが、地元の新聞社の記者とモーゼルのワインの王女が、日本から我々が来ているので取材に来たとの事でした。ワインの王女はモーゼルのワイン蔵の娘さんを対象に2年に1回コンクールが行われ、ワインの女王と王女が選ばれ、2年間いろいろなイベントに出席してモーゼルワインの紹介など広報活動をするのだそうです。歓迎の挨拶とモーゼルワインの紹介が王女からあり、記念撮影となりました。明日の新聞に載るのかな?

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ツム・グリューネン・クランツのメニュー

先ほどのウエルカムドリンクはドイツ語でBegrüng(歓迎) 2000年のリースリング ゼクトでの乾杯でした。
ワインはもちろん全てワイングート・クラウス シュトゥルブ家のものです。
2003 Rotling troken、2002 Briedeler Weißerberg Riesling troken、2003 Kaimter Römerquelle Riesling lieblichでゼクトと合わせて4種類を頂きました。

スープはテシーン地方のクリーム入りトマトスープ(ジン入)。
メインディッシュは野菜ベットに乗ったモーゼル・ホタルジャコ(スズキの一種)とパセリジャガイモ。このスズキの量が凄かった!お腹一杯!!

ジャガイモもたっぷり!おいしいジャガイモです。
デザートはだいぶ後に出たのですが、最初に紹介します。暖かいりんごシュトルーデル(りんごパイの一種)にバニラアイスクリームと生クリーム。いちごとほおずきが添えられています。このほおずき、美味しいんですよ!

ツム・グリューネン・クランツで会食

2004/5/5午後7時30分 
ツェルのホテル、ツム・グリューネン・クランツ(ZUM GRÜNEN KRANZ)で、明日訪問するワイングート・クラウス シュトゥルブご夫妻をお招きして会食です。奥に洞窟のような部屋があり、レストランと言うよりもバーの雰囲気がある部屋です。
クラウス シュトゥルブご夫妻が到着し、お土産を渡したり、一時、紹介と歓談タイムです。
その間にウエルカムドリンクのゼクトが注がれています。もちろんワイングート・クラウス シュトゥルブ家のゼクトです。開栓したとたん、よい香りが拡がりました。グート!!
全員にグラスが渡され、ツム・ボール!ゼクトの炭酸が心地よく舌を刺激します、、、

ZELLER SCHWARZE KATZ

ぶどう畑にZELLER SCHWARZE KATZの大きな看板がありました。黒猫のマークですね。
街の歴史を描いたレリーフ?書いている内容はわかりませんが芸術的?だったので1枚!

ツェルの八百屋さん

八百屋さんが軒先でお店を出していました。太めのネギ、ポトフ用でしょうか。カリフラワーもありますね。シュパーゲル1Kg5.99ユーロ、約650円。しかし値段の付け方が1.99ユーロ、2.99ユーロなど99円、1980円、、、一緒ですね(笑)トマトが熟れていておいしそうです。

Fuji Apfelふじりんご!品種でわかったのはこれだけです。どの種類のりんごも小さいりんごですがそのまま食べるのでしょうか?それともお菓子やお料理に?1Kg260円は安い?高い?

ツェラー・シュバルツ・カッツの街

2004/5/5午後5時
黒猫のマークでドイツワインとして日本では名が通っているツェラー・シュバルツ・カッツですが、ここで造られるワインのほとんどは輸出され、ドイツではあまり飲まれていないとの事です。この地区は集合畑で、ぶどうは大きな共同の醸造所でワインとなり瓶詰めされ、それを個々の蔵に戻しその蔵の名前のワインとして販売されます。個性からはほど遠いワインと言えます。
さてツェルのホテルはモーゼル河に面した通りにあるツム・グリューネン・クランツ(ZUM GRÜNEN KRANZ)でシュバルツ・カッツ(黒猫)のモニュメントがある商店街の中にあります。部屋は裏通りを隔てた別館にあり今までで一番広々としていました。ミニキッチンがある部屋もあったようです。バスルームのシャワーにイスが付いていましたが、便利なのかどうかは?便座の上にあるスイッチは例の大きいスイッチです。


夕食前に恒例の散策に出ました。シュバルツ・カッツ(黒猫)のモニュメントです。ちょっと恐そうな猫(笑)
商店街はあまり大きくはありませんが落ち着いたたたずまいです。

夕方、だいぶお店は閉まっていますが、ショーウインドウは楽しめます。「猫!」「ネコ!」「ねこ!」だらけの品揃え、さすがシュバルツ・カッツの街ですねぇ(笑)ネコ好きにはたまらないのではないでしょうか。

モーゼルランドでの試飲

醸造所の見学を終え再び外に出て最初の建物に戻り、ショップの奥にある試飲室でのワインプローベに向かいます。外にはモーゼルの特徴的なハート形に枝を作る見本が植えられていました。今ではこの方法で植えることはほとんどないとの事でした。インフォメーションとショップがある建物の入り口に貼ってあったワインプローベの価格表?

最初にモーゼルランドを紹介した日本語の映画を見せられ、その後ワインプローベに。
個性的でこだわりを持ったワイングートのワインを毎日試飲していたせいか、大規模工場?で造られたワインは個性に乏しく、甘さだけが後に残りました。でも美味しくないとか、変な顔をしない約束になっていましたので(笑)あくまで、にこやかに!

巨大なモーゼルランド

とにかく巨大なワイン工場、橋を渡って奥に行くとまたタンクの列があります。ずっと先の窓が小さく見えまてしまう程の広さです。

オートメーションで次々色んな種類のワインが瓶詰めされていきます。ビールの瓶詰め作業のようですね。

段ボールケースの組み立てから箱詰めまでも自動です。さらに72カートンを一つに梱包です、、、
皆あっけにとられて見ているだけですね(笑)

モーゼルランドMOSELLAND

2004/5/5午後1時45分
ベルンカステル・クースのはずれにあるヨーロッパで5指に入る巨大なモーゼルランド醸造所に到着。ここはモーゼルぶどう栽培農家協同組合中央醸造所でとにかくその大きさに驚きました。
インフォメーションがある建物には大きなショップがあります。先ずは隣の醸造所を見学です。(工場と言っていいくらいです)

巨大なタンクの列に圧倒、、、タンクはここだけではありません。何列も何列も並んでいました。他の大きな部屋にもあります。

ドイツのスーパーマーケット

お腹が一杯になったところで自由時間となり、川辺を散策しながら昨日見つけたスーパーにペットボトルを返して返金をしてもらおうと言うことになりました。お天気も回復して青空も見え、モーゼル河はゆったりと流れて穏やかです。

先ほどは道路側から見たターニッシュ家でしたが、こちらは裏側、河に面した建物です。
いきなりスーパーの中、空いた瓶やペットボトルを入れて自動でデポジット出来る器械です。穴に入れると物によって金額が加算され、最後にボタンを押すと返金される仕組みです。ケースも返金されるはずだったのですが穴の下の挿入口に入れると会社が違うためか戻されてきます。ドイツはデポジット制が定着していて回収率は95%以上とか。容器を造る側の都合でしょうか、日本ではあまり普及していません。環境のためにも考えて欲しいものですね。

さて、スーパーにはいろいろあります。ほとんどドイツ製です!しかも安く買えると言うことでお土産にちょっとお買い物。レジは日本と違い係の人は優雅にイスに座ったままで、買い物客はベルトコンベアーに買いたい品物を置きます。見ていると前の人が何やら立体で三角の定規みたいなものを置いています。どうやらここまでが自分の買い物だぞというしきりのようです。私もまねをして仕切り?を置きました。スーパーの袋は有料ですがそれもおみやげと一枚とって加えました。袋は10セントでした。