神田和泉屋学園アル中学岩手校」カテゴリーアーカイブ

アル中学岩手教室

第2回講義は日本酒造り製造工程です。
8月21日(土)午後7時、神田和泉屋学園館ケ森山荘にて開催されます。

ブルーベリーと男山

神田和泉屋館ケ森山荘のブルーベリー、今年も豊作です。完全無農薬なので安心して食べられます。一気に熟さず時をおいて熟していくのがいいですね。毎年頂いてジャムにします。1年2年置くと味わい深いジャムとなります。
右の写真は夏ハゼ、この地方ではオトコヤマ(男山?)と言うようですが、毎年小さい赤紫→黒い実がなんなのか知りませんでした。秋の終わり頃、黒くしわしわになったものを収穫してジャムやお酒にすると美味しいそうです。自然の山ではこれ程沢山の実がついていないそうです。

なぜ酒になる

2004/7/17 神田和泉屋学園アル中学岩手校
第1回(なぜ酒になる)
しばらくの間実技(?)だけだった岩手校でしたが、久しぶりに新人を迎え、授業を再開しました。授業の内容も大筋は変わりませんがだいぶ整理され内容も変化があり、新たな発見もありました。
【いろいろなお酒】
醸造酒
蒸留酒(元は醸造酒)
混和酒
酒精強化酒

<醸造酒>
飲むためのアルコールは全て食べることが出来るものから造られます。微生物の酵母菌が生きるために糖分を食べ、排泄物としてアルコールと炭酸ガスを出します。
1)原料に糖分があるお酒造りー糖分と発酵ー
 ワイン(果物が原料 果糖)
酵母菌が糖分(果糖など)を食べ→アルコール・炭酸ガス 《単発酵》
2)原料が穀類(糖分が無い)のお酒造りー糖化と発酵ー
ビール(麦が原料)
第1段階 糖化酵素ででんぷん→糖分
第2段階 酵母菌で糖分→アルコール・炭酸ガス   《2段階発酵》
日本酒(米が原料)
ビールは麦のでんぷんを糖化酵素でいったん糖分に変え次にその糖分を酵母菌で発酵させますが、日本酒はお米のでんぷんを麹菌の糖化酵素で糖分をつくるのと、出来た糖分を酵母菌で発酵させることが同時に働く方法で造られます。少しずつ糖分をつくり発酵させていくので材料を全部食べ、アルコール度数も高くなります。  《併行複発酵》
岩手校の勉成さん(白鶯窯)の鉢に活けた贅沢な花、、、

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チェコのビール

だいぶお酒もすすんだところで、ドイツで飲んだビールは美味かったと言う話になり、「冷えてなくても美味かったよねー」「味が濃厚だったよね」校長先生がそう言えば「玄関脇の納戸の奥にチェコのビールがあるよ、ただし相当古いけど」見つけてきたビールが1999年製造、、、お腹こわすからやめた方がいいよ、もう泡も出ないんじゃない?とりあえず栓を抜いてみる事に。どっこい充分泡立ちも良く、香りも味も濃厚でした!もちろん常温でも美味い!
チェコの「Budweiser」アメリカのバドワイザーの本家とか。

初呑切り

2004/6/19
4月5月はドイツワイン科修学旅行のためお休みでしたので、久しぶりの岩手校開催です。台風の影響か気温、湿度共に上がり一日どんよりとして、時々雨が降るお天気です。
<飲んだお酒>
●木戸泉 貯蔵桶番号102號 初呑切り特別純米原酒 一升詰「白玉香」 山田錦60%精米 7号酵母使用、もろみ日数21日、粕歩合33.6%。日本酒度−2、酸2.5、アミノ酸度1.7、アルコール度数18.1%
●上喜元 貯蔵桶番号74號 初呑切り特別純米原酒 一升詰 雄町60%精米 熊本KA-4酵母使用、もろみ日数26日、粕歩合37.8%、アルコール度数16.5%、日本酒度+2.2、酸度1.9、アミノ酸度1.15
●四季桜 花 神 一升詰 山田錦60%精米 1回火入れの生酒です。アルコール15.8度。日本酒度+2.5。酸度1.3
木戸泉の初呑切り特別純米原酒は15年(?)熟成保存して古酒になるお酒です。以前は驚くほどの酸がありましたが、強い酸はなく、おだやかになったように思います。
上喜元初呑切り特別純米原酒 は雄町特有の上品な甘さがあり、酸との調和もよく、今夜のご馳走と共に美味しく飲めました。
埼玉からたまたま帰っていた友人をゲストに即実習(笑)のアル中学でしたが、ゲストの質問に久しぶり(?)の講義となりました。

<ご馳走>
●新鮮なカツオのお刺身  ●カツオの半身を丸ごとパン粉で上げてマヨネーズとタマネギと調味料のソースをかけたおかみさんオリジナルの一品、、、初体験の味!中はタタキ程の柔らかさで衣の歯ごたえがマッチして美味しい! ●ウナギの卵巻き●ソラマメの天ぷら●硬豆腐に酒盗●マッシュポテトとキュウリのサラダ

今年最後のアル中学

11月22日(土)神田和泉屋館ケ森山荘にて            
醸造年度 1BY、2BY、3BY、4BY、5BYの「豊の秋」大吟醸と6BY「四季桜」大吟醸「聖」
めったに出来ない、貴重な利き酒でした。特に6BYの聖はすばらしいお酒になっていました!
穏やかでやさしさがあり、まろやか。それでいて力強さを秘めた、、、感動でした。
画像をクリックすると大きい写真になります。

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10月11日(土)はアル中学

先月が一週後にずれ、20日がアル中学だったため、今月は三週目でもうアル中学です。
早いね〜〜
秋の深まりと共に日本酒も美味しく感じられます。
さて、20日はどんな出会いがあるか、楽しみですね!

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菊酒

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9月20日のアル中学岩手校
恒例?の「菊酒」
勉成さん作の5升も6升も入ってしまう鉢に菊を浮かべて、、、
「四季桜 」はつはなの呑みきり。やさしく、おだやかでありながら、しっかりとした呑みきりでした。
とても美味しい!!  これは、お酒の出来だけではなく、鉢のためでもあるようです。

ご馳走!!

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どうです、ご馳走の数々、、、
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新鮮なサンマ、、、
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ゴーヤチャンプルー   この苦さがたまらない!
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新鮮な野菜の筑前煮
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放し飼いされた鶏の卵、ちょっとやそっとでは殻は割れない、黄身もぷりぷり
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最後は、、、、、、、、、誰!この人(^_^;)