2)修学旅行:フランケン〜ヴュルテムベルク」カテゴリーアーカイブ

檻の中の美女?

ワインプローベも終わり、ルイック婦人を囲み記念の集合写真を撮るため、カメラをセッティングしているところです(笑)

記念の集合写真です、、、が私が写っていません、、、アルコールが少々入ったせいか(笑)セルフタイマーの仕方を失念!

リッチなパンもある

小麦粉と酵母・イースト、塩、水だけの食事パンだけでなく、バター、砂糖が入ったリッチなパンもある。ドイツでは子ども達が大好きなパンだとか。

チーズもある

チーズはどこへ行った、、、みたいなチーズ(笑)気泡による穴が開いています。ドイツのチーズだったら、牛乳から造ったティルジッター(Tilsiter)?それともお隣フランスのチーズ?赤ワインに合いました。
ドイツは種類が少ないようです。

ドイツのブレッツェル

ドイツで楽しみにしていた一つにパンがあります。ここ数年焼いていませんが、10年程天然酵母を使って、ライ麦パンや全粒粉のパンなどを焼いていました。果たしてそのパンがドイツやフランスのパンと比べてどうなのか、そのことがずっと気になっていました。今回ドイツに来て色々食べて、自分の焼いたパンの香りや味がそれ程遠くなかったのだと知る事が出来ました。これは私にとって収穫です!
塩味が効いたパン、ブレッツェル(Brezel)重曹を煮立ててさましたアルカリ液につけて独特の方法で焼くパンです。かりっとして塩味がビール、ワインに合います。

直径15cm程あります。

トレンダー家のワイン

ワインプローベのリストを見るとほとんどのワインがラントワイン(Landwein)と書かれています。ラントワインはドイツワインの格付表のランク的にはQ.b.A.より下のランクで、辛口の地酒ワインに分類されます。が、よくリストを見ると、お終いに括弧書きでカビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼと書かれています。実際にはカビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼなのだけれども、これはドイツの法律通りの製造方法、熟成方法をとらなかったためにラントワインとしか表示が出来ないからなのだそうです。ラベルの表示だけだは中身はわかりません。トレンダー家では法律が出来る前からこうして造っているのだから、、、とのお話でした。

赤ワインは到着前から抜栓され、デキャンタに移されていました。
今ではドイツでも数少ない赤ワインの品種、シュヴァルツリースリング(Schwarzriesling)、トロリンガー(Trollinger)、レンベルガー(Lemberger)などでかなり個性的な赤ワインを造っています。

トレンダー家のワインリスト

今日のワインプローベリストです。なんと15種類以上!こんなに飲めるの?と驚きましたが、、、ゆっくり飲み、話を聞き、食べ、、、ゆったりと時間は流れます。気が付いたらもう夕方の5時でした。え?もうそんな時間!誰しもがそう感じました。


トレンダー家でのワインプローベ

2004/5/1 12:40
トレンダー家でのワインプローベが始まりました。心おきなく昼間から飲める幸せ!

トレンダー婦人

ワイングート・リヒャルト・トレンダー家(weingut Richard Trender)の醸造所です。ルイック婦人がお出迎えです。ゆっくりと美しい声で話され、「今日はドイツ語にしますか?英語にしますか?それともフランス語にしますか?」毎回訪れるとこのように聞かれるそうで、「ジャパニーズで!」とこたえると「オー・ノー」、、、ルイックさんはケンブリッジを卒業して、フランス語の通訳をしていたそうな。で、ドイツ語でお願いします。と言うことになりました。ドイツ語はわからないのですが、とてもわかりやすい発音でゆっくりと話されるので、なんとなくわかったような気持ちにさせられました。

二階が玄関です。入ってすぐ隣に広い応接室のような部屋があり、ワインプローベの準備がされていました。

部屋の大きな窓から見た庭です。

ワイングート リヒャルト トレンダー

2004/5/1  12:30
ワイングート・リヒャルト・トレンダー家(weingut Richard Trender)はヴュルテムベルク(Württemberg)生産地域のグランチェン村(Grantschen)にあります。ヴュルテムベルク(Württemberg)生産地域はドイツで最も赤ワインの生産が多く、特に共同組合が発達していて80%が共同組合で生産されています。造られたワインのほとんどは地元で消費してしまうので、この生産地域のワインは外に出る事が少なくあまり知られていません。ワイングート・リヒャルト・トレンダー家はこの地域で数少ない個人経営のワイングートです。
ワイン畑の中にこんもりした森がありその中に トレンダー家はあります。外からは建物が見えません。石垣の長い通路を抜けるとそこに建物があります。それはちょっとした感動でした!

途中にあるケラーへの入り口。

ドイツ旅程

ちょっと後になりましたが、ここで今回の神田和泉屋学園ドイツワイン科修学旅行の旅程図をアップします。神田和泉屋の横田校長が描いた図です。緑の線で描かれているように時計回りに廻ります。