ワーグナーの主治医アントン プジネリさん 

アルネさんの父方のおじいさん、アントン プジネリさんはドレスデンでワーグナーの主治医をしていました。ワーグナーの主治医は3人いたそうですが、アントン プジネリさんはワーグナー30歳からの主治医だったとの事です。ドレスデンは反ナチ抵抗運動で多くの人々がナチによって殺害され、1945年2月には英米軍の空爆により廃墟と化し、多くの犠牲者が出た街。空爆によって瓦礫となった聖母教会は12年をかけその瓦礫となった石を集めパズルを組むように修復を試み、今年の6月には修復が完成しました。
「アントン.プジネリさんは旧東ドイツのドレスデーンに屋敷を構えるお医者さんで、ワグナーの主治医兼パトロンだった名家でしたが、戦争中ナチに協力しなかったかどで家族の男子は全員投獄されていました。その間に屋敷も財産も失い、父より先に釈放されたデイターさんはその日のパンにもことかく飢えと寒さに苦しみながら、各地を転々とし、ぶどう収穫時期にトロイチ家に労働者として働き、見込まれてオットじんさんの娘ドリスさんと結婚、父が釈放されるのを待ちながらワイン造りをしたことから、プジネリ家の人たちによるトロイチワインの歴史が始まっています。」(神田和泉屋のHPから引用)
ワイングート  トロイチ・プジネリ(Weingut Troitzsch/Pusinelli)

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