1)成田〜ドイツ:ロルヒ」カテゴリーアーカイブ

絵はがきと切手

ライン船下りが全てわかる絵はがきと自動販売機で購入した切手。1ユーロで日本まで出せます。

リューデスハイム

今朝(2004/4/30)ライン河船下りのローレライ号に乗船したリューデスハイム(Rüdesheim)の駅から「つぐみ横町」目指して歩きます。500m程の距離で観光船発着場の近くです。
途中ゴンドラリフト駅への看板?写真のようなゴンドラで屋根があるだけ、動いてはいますが誰も乗っていませんでした。写真の左にある建物が「ワイン博物館」で1000年前に建てられた古城。時間が無くて寄る事が出来ませんでした。
「ドイツから絵はがきを出してね」とかみさんに頼まれてましたので途中の郵便局に立ち寄る事に。がお休み、、、切手の自動販売機があり、Sさんが切手を買うところだったので便乗して買い方を教わり、無事切手をゲット!その後やはりSさんが絵はがきを物色していたので買う事に(主体性がないね(笑))どれにしようかと迷っていると、さすがに2年間ドイツで仕事をしていたSさん、ライン河の絵が描いてあって全部の名所旧跡の写真がいいですよと教えてくれて、それを買う事に。ドイツ初買い物!
右が切手の自動販売機、左はポスト。ドイツの郵便局はホルンのマーク。

DBの車内

リューデスハイム方面に乗ったのは我々15名だけ、一両貸し切り。ゆったり景色を見ながら過ごしていると、程なくリーダーを持った検札のおねえさんがやって来ました。さて例のグループチケットの説明をして不足分を支払うと話したら、おねえさん、切符をじっと見て、、、にっこり笑ってこの切符でいいよって!
ドイツでは電車も、地下鉄も改札はなく利用する人は切符を買って乗り、車内で検札を受けるのだそうです。後で地下鉄に乗った時は一駅か二駅、その間検札はなく、切符を買わなくても乗れそうと言ったら、もし見つかったらすぐおまわりさんがとんできて捕まるとか。罰金も高額なので普通は誰も切符を買うそうです。ちなみにペット用の切符もあるそうで、地下鉄ではご主人の前におとなしく座っている犬を見ました。

リューデスハイムに着きドアを開けようとしましたが開け方がわからない、、、ドアは左右に開くようになっていて、かなり大きいノブが付いているのですが??そこで降りたいかわいい女性がこうするんだよとばかりえい、やっ、と開けてくれました。おおそうかとまねしてやったら結構力が入りましたね!おねえさん、こちらを見てはははと笑いました(笑) 華奢なおねえさんでしたが、鍛えているんですねぇ〜。
なんか感心してしまいました。タバコをふかしていたおねえさんではありませんよ!念のため(笑)

ホームにて

ザンクト・ゴアルスハウゼン(St. Goarshausen)駅のホームです。駅舎は撮していませんがかなり古い建物で待合室もそれ程広くはありません。地元のおねえさんがやたらタバコをふかしていて(待っている間途切れなく!)もうもうとして煙が目に染みます、、、他の場所でも感じたのですが、ドイツはタバコには寛容な印象を受けました。
さてホームにでも出て散策して見ようかと、少し古びた木製のガラスが入ったドアを開けようとしたら、鍵がかかって開きません!駅員の姿は見えません。??列車到着の5分程前になったらなんと鍵が開いた!おお〜〜っ、どっかで操作して開くんだ!そんな仕掛けがあるドアには見えませんでしたが(笑)
改札もない。最後まで駅員の姿を見ることなく時間通りに電車は到着。さすがドイツ!

切符(Fahrkarten)2

4.2EUR 4.2ユーロ 約550円

切符(Fahrkarten)

さて、リーデスハイムまでの切符を買うのが一苦労でした。今回の旅行で通訳をお願いしたSさんが「割引のグループチケットも買う事が出来るのだけれど、何度やっても買えない」と言うので一枚ずつ購入。15人分、、、時間がかかっていると近くにいた少しお年を召したおじさんが、「こうやるんだよ」と見かねて教えてくれたが、出てきた切符を見ると、リーデスハイムの一つ手前の駅までではないか!Sさん、「まー、しかたがないので電車の中で事情を説明して不足分を支払いましょう」、、、と言う事に^_^;

 右側の券売機はクレジットカード用

ザンクト・ゴアルスハウゼンの歯医者さん(Zahnarzt)

ローレライの町として知られるザンクト・ゴアルスハウゼン(St. Goarshausen)で下船。
危うく対岸の町ザンクト・ゴアール(St.Goar)と間違えそうになり、ザンクト・ゴアールが近づいた時は、え?ここで降りるの?いや違う、こっち側ではDBに乗れないからSt. Goarshausenだよ!で、誰も間違って降りないように監視となりました^_^;
ザンクト・ゴアルスハウゼンはローレライの少し先で、後で見た観光案内によると町の後ろには「ねこ城」がありカッツェンエーレンボーゲン伯爵「ねこのひじ伯爵」によって14世紀に建てられたとありましたが、下船騒動で残念ながら写真は撮ってません、、、
船着場から町に入ってすぐDB(ドイツ国鉄)の駅がありました。時刻表を見るとリーデスハイム方面は12:45発。30分程時間があったので近くを見物。駅の前の建物にZahnarztの看板。歯医者(男の)さんの看板でした。

診療時間は9:00〜12:00、15:00〜18:00、、、健全ですね〜 日本では夜8時や9時まで診療はざら、最近は24時間診療などというコンビニ歯科?まであるとか、なんか変ですよね?

ローレライ(LORELEY)

♪なじかは知らねど 心わびて、、、♪
岩の上で魔女ローレライが歌う歌声に、船乗りが魂を魅せられて座礁する、、、この伝説を題材にしたハイネの詩につけられた曲であまりにも有名ですね。
昔このローレライの岩の手前には隠れた岩々があり、難所だったところ。歌のイメージにはほど遠い?岩の塊ですね、、、
ドイツ語、英語、日本語の順に説明が流れる、、、
554Kmの標識がある。

高さ132m

LORELEYの標識がある。

♪ローレライ ♪ローレライ ←ローレライの曲はここ

550

2004/4/30
550Km  ライン河上流、スイスのバーゼル(Basel)からの距離を表示しています。バーゼルはスイス北西にあり、フランス、ドイツに隣接した三国の国境地点の都市です。

お城と教会

南から北に向かって平野を流れて来たライン河はマインツ(Mainz)から川幅が狭まり、ライン谷(Rheintal)となる。この一帯に古城が多いのは、川幅が狭いため、城や砦をつくり往来する船から通行税を取り立てるのに都合がよかったからと言われている。
本当にお城、砦が多い、通行税も相当かかったのでは?

このお城も古城ホテルのようです。