五千万分の一だった年金加入記録

 丁度一年前、社会保険庁のホームページで、「年金見込額試算」を確認申請をし自分の分とかみさんの分を取り寄せてみました。「基礎年金番号や生年月日、住所、現在加入の制度、最後に勤めた会社名又は共済組合名」を記入するところがありましたので、私は国民年金のみと記入、かみさんは結婚後数年まで地方公務員共済組合、その後は国民年金と記入しました。
 その後しばらくして、「年金加入記録のお知らせ」「年金見込額のお知らせ」が届きましたが、かみさんの「共済組合等加入月数」が0となっていて、さらに「年金を受けるために必要な期間が不足しているため、試算を行うことが出来ませんでした・・・」とありびっくり!ホームページでは「共済組合が支給する年金の見込額試算はできかねますので、ご了承下さい」とはありましたが、年金加入記録に抜けているのはおかしいと社会保険庁に問い合わせをしたところ、「こちらでは共済組合のことは関知していないので、共済組合に聞け」との回答でした。腑に落ちませんでしたが、そう言うものか、後で共済組合に問い合わせればいいか、と何もせず1年が過ぎてしまいました。
 しかし、このところの騒動で、五千万分の一の一人だったと言うことを完全に(?)理解しました。
 降って沸いたような五千万件の抜け落ちた加入記録、社会保険庁を解体されて公務員でなくなることを阻止しようと内部から情報を出しているとか、厚生労働省は何も知らなかったとか、様々に取りざたされていますが、でたらめな仕事をした社会保険庁、監督できなかった厚生労働省、と言うことははっきりしているように思います。厚生年金の加入記録を出していない(意図的に?)会社もあるようで、今後もっと混乱するのではないでしょうか。

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