川ガキ　？

　「絶滅危惧種」の川ガキ、、、海にカキ（牡蠣）が生息しているけど、昔川にもいたっけ？と、13日掲載朝日新聞社説のタイトルを見てそう思ってしまいましたが、多くのダムが築かれ、清流がなくなり、川で遊ぶ子「川ガキ」が姿を消した。その「川ガキ」をよみがえらせようと言う試みの話しでした。
　ダムが築かれたため清流が失われたとありましたが、我が町に流れる川にはダムはありません。しかし川は汚れ、水量は激減しています。昔は夏になると川で泳ぐのが日課で、そこには大人の姿はなく、岩から飛び込んだり潜ったりしたものですが、それなりのルールはありました。学校にプールがなかった時代、泳ぎは川で覚えるものでした。しかし、いつしか水量が減り、川が汚れて、しだいに泳げる川ではなくなり、それと共に川で遊ぶ子も消えていった。山は荒れ、保水力がなくなり水量が減り、雑排水も増加した、、、
　昔はゲーム機やパソコンもなく、テレビだって持っていない家の方が多く、山で遊ぶ、川で遊ぶのが当たり前だった。ゲームに熱中し外遊びをしない今の世の中、もし清流が戻ったら、果たして「川ガキ」がよみがえるのだろうか？