第4回 お酒のお化粧
<ろ過>
水のろ過からお酒のろ過まで。
炭素ろ過 活性炭素→木炭、木材、椰子殻、石炭などを焼いた粉末、粒、繊維。
それぞれの材料で通過する分子の大きさがある。
昭和44年の防腐剤サルチル酸の使用禁止から脚光をあびた。
ミクロフィルター
中空子膜
<香味調整>
味
補酸(コハク酸、乳酸など)
脱酸(活性炭素、中和剤など)
糖類添加
香り
ヤコマン添加
ヤコマンドレン
発酵途中のエステルアルコールを液化したもの
山田先生(ヤ)菰田先生(コ)真野先生(ヤ)の頭文字から
バイオ酵母
突然変異の酵母菌が自分の作ったアルコールに反応して吟醸香の中心となるカプロン酸エチルエステルをだす。
ろ過によって、端麗で水のような(?)お酒になりますが、し過ぎると味も個性も無くなりコクもありません。また、後で添加した香りはどこか不自然で匂いぷんぷん、バランスも悪く飲み続けることが出来なくなります。それは本当の造りの良いお酒を飲んで初めてわかります。以前はぎっちり(?)ろ過したお酒も、ヤコマン添加酒も抵抗無く飲んでいましたが、今ではすっかり飲めなくなっていました。多くの人が本当の日本酒を飲む機会が増えれば(蔵本がしっかりしたお酒をつくれば)日本酒のフアンも増えるのではないでしょうか。
四合瓶で何種類かの原酒と目隠しで4本が出されました。
今回は東京校から多くの参加があり総勢18名となり、豪華な勉強会となりました。店長もしばらくぶりで参加、店長が来ればもちろん「火」です!外で火を囲んで二次会、特別にワインも出されました(ラッキー)