7)モーゼル:ツェル〜コブレンツ〜ラインガウ:ロルヒ」カテゴリーアーカイブ

鏡のようなモーゼル河

モーゼル河は静かにゆったりと流れて、きれいに対岸の景色を河面に映し出しています。なんとなく岩手の北上川の風景にも似ているような気がしないでもない、、、
右の写真に見える建物が見えるぶどう畑の丘、稜線の一番低いところから歩き始めました。

クラウスさんの息子さんはだいぶ私たちに慣れて、いろいろ話しかけて来ます。道ばたの草を取って手でもみ、匂いを嗅ぎ「エッセン、ヤーパン、何とか?」たぶん、この草は食べられるけど日本にもある?と聞かれたのかな?まあ、よくしゃべるようになりました(笑)

渡し船です。見ているとちょうどトラクターが乗って対岸まで渡って行きました。村で共同の船なので使うのは村の人だけなのだそうです。観光船も波を立ててやって来ました。ライン河の観光船より小さい船体です。

ローマ時代の醸造所跡 

ここはローマ時代の醸造所があった場所で、雑草に覆われたその時代の石墨が見えます。モーゼル地方がいかに古くからワインを造ってきたかわかります。

支柱を立て、ぶどうの苗を植える準備をしています。隣は雑草をすきこんでいるところで、上の道路の車からロープで上げて行きます。雑草があると雑草に土中の養分を取られ収量が減りますが、すきこむ事によってチッ素分が多くなります。

モーゼル:ツェルのハイキング

モーゼル河の大きな蛇行の内側、洋梨状になったところにぶどう畑があり、ぐるっと一周ハイキングをする事になりました。車でくびれの部分に到着し、地図を拡げて「これからここを廻るんだ」とクラウスさん。うわあ〜広い!何時間かかるんだろう?と少し心配になりましたが、、、地図を拡げた場所の左右にはモーゼル河が見えます。

さて、天気もいいし、あまり暑くもなく絶好のハイキング日和!では出発〜〜

雑草に混じってローマン・カモミールが咲いていました。隣は除草剤が撒かれた畑、、、

ワイングート クラウス シュトゥルブ

2004/5/6午前9時
ツェルの反対側にあるツェル-カイムト村(Zell-Kaimt)にあるワイングート クラウス シュトゥルブ家Weingut Klaus Stülbに到着。建物の中央奥にある作業場の上がテラス(屋上庭園)になっていて、自宅の二階から行けるようになっていました。テラスからの眺めも良く、丘の上には中世の塔が見えます。

テラスでウエルカムドリンク、ゼクトをご馳走に、、、何度飲んでも美味しい!
テラスは庭になっていて、いろいろな花がきれいに植えられていました。

テラスにはウサギの小屋もあり、やんちゃな息子さんが走り回っていました。ウサギは恐いのか肩を寄せ合っています。